3月12日から15日まで、カナダのリッチモンド五輪オーバルで行なわれたスピードスケート世界距離別選手権で、期待の日本勢が思わぬ惨敗を喫した。'96年の第1回を皮切りに今回で12回目となったこの大会で、日本勢が個人種目メダルゼロに終わったのは初めて。しかも、バンクーバー五輪会場で開催された“プレ五輪”だっただけに、選手や関係者の落胆は大きかった。
最大の誤算は、W杯男子500m総合2位の長島圭一郎が、この種目で7位に終わったことだ。元世界記録保持者の加藤条治は12位。トリノ五輪4位の及川佑が6位。他の種目を見渡しても、女子1000mの吉井小百合が5位になったのが日本勢最高という大不振だった。
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photograph by Tsutomu Kishimoto