「今度が最後のチャンス、判定で勝つつもりはありませんよ」
沖縄の倒し屋・仲里繁がこう言った。
4月29日フランス・マルセイユに乗り込んでWBA世界S・バンタム級王者マヤル・モンシプール(30歳)に挑戦する。
これが3度目の世界挑戦。過去の2度はいずれもメキシコの王者オスカー・ラリオスに判定負け。初挑戦でラリオスのアゴを複雑骨折させながら倒し切れなかった無念さが、現役に未練を残していた。
「負ければ引退」の覚悟で臨んだ昨年10月の挑戦者決定戦では、若手ホープ木村章司と引き分け。「生き残ったのか、残らなかったのか……」と困惑の表情を浮かべて仲里はこう言ったものだ。
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