#961

記事を
ブックマークする

かつての自分じゃなくても。浅尾拓也は今日も腕を振る。~「チームのため」から「自分のため」への変化~

2018/09/16

 二軍では27試合も投げていた。27イニングスを投げて奪った三振は18個、失ったのは8点、防御率は2.67だ。彼よりも年上の岩瀬仁紀、山井大介、松坂大輔が当たり前のように一軍で投げている。同い年の吉見一起も一軍で結果を残していた。しかし、浅尾拓也にはなかなか声が掛からなかった。それが悔しかったという浅尾は、一軍に合流した8月半ば、こうコメントしている。

「やっと一軍で勝負できるな、と……でも中継ぎでも(順番は)一番、最後だと思います。言われたところでしっかり投げて、自分のために結果を出したいという気持ちでいます」

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by KYODO

0

0

0

前記事 次記事