和田毅と“一緒にいた”選手からDM「確定ですか？」ソフトバンク番記者が目撃した“人的補償パニック”「甲斐野まで傷つく…リスペクトあったか」

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　玉虫色の決着ということか。

　山川穂高内野手のFA移籍に伴う人的補償を巡り、当初一部報道で和田毅投手が指名されると報じられたものの、同日の夕方5時半には急転して甲斐野央投手の移籍が西武とソフトバンクの両球団から発表されるという摩訶不思議な事態が起きた。

　事を整理する。

「パニックに陥った」和田毅の“第一報”

　1月11日付の日刊スポーツが1面でデカデカと報じた記事はネットニュースにもすぐさま反映され、太陽が昇る前には一大騒動へと発展していった。

プロ野球「最後の松坂世代」で、昨年も8勝6敗の好成績を残していた和田毅 ©Naoya Sanuki

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　筆者はその朝起きてリビングに行き、妻の「ワッチが！　ワッチだってよ」というのが“第一報”だった。最初は正直何を言っているのか分からなかった。人的補償だと言われても「は？」と返し、スマホを開いて愕然。私見になるが、和田がプロテクトから漏れていることはあり得ないと考えていたからだ。その後、SNSを確認すると大荒れ状態。自分の立場上、何も発しないのも……と思い「X」でヤフーニュースを引用リポストする形で『「まさか」でした。。。』とつぶやいたが、見たこともないような速さで拡散されインプレッションは瞬く間に数十万に。すると「ホークスを長年取材している記者が言うから事実だ」といくつかの誤解を生んでしまったために、そうではなく和田毅という名前が挙がったことにまさかと驚いただけですよという“釈明”する事態にまで発展した。10年以上SNSを利用しているが、こんなことは記憶にない。私自身もファンも何をどう受け止めていいのかパニックに陥っていたのだろう。

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