好調・坂本がまさかの骨折、根尾がついに覚醒か

〇セ・リーグ
打撃
坂本勇人（巨）17打8安3本3点 率.471 RC7.01
佐野恵太（De）22打8安2本2点 率.364 RC5.71
桑原将志（De）24打9安1本6点2盗 率.375 RC5.54
佐藤輝明（神）17打6安2本4点 率.353 RC5.36
根尾昂（中）16打7安1本4点 率.438 RC5.18

　巨人の坂本勇人は今週5試合すべてで安打を打ち、3本塁打と絶好調だったが9日の試合で出塁して帰塁の際に右手親指骨折。本人にも巨人にも痛恨の負傷だ。

　DeNAは佐野恵太、桑原に加えオースティン（1本塁打、率.286）、ソト（1本塁打、率.318）も好調。どん底から回復しつつある。

　中日の根尾は5月4日のDeNA戦で初本塁打が満塁本塁打。この試合も含め最近の4試合で3試合がマルチヒット。我慢して起用し続けた首脳陣の期待に応えつつある。

投手
柳裕也（中）1登1勝8回 率0.00 PR2.97
サンチェス（巨）1登1勝7回 率0.00 PR2.60
濱口遥大（De）1登1勝6回 率0.00 PR2.23
畠世周（巨）1登5.2回 率0.00 PR2.11
馬場皐輔（神）3登1勝1H5.1回 率0.00 PR1.98

　中日の柳裕也は8回零封。今季7回目の登板だが、2戦目から6試合連続でQS（6回以上投げて自責点3以下、先発投手の最低限の責任）。巨人は打の坂本勇人に加えて投の菅野智之が登録抹消になったが、サンチェス、畠とそれ以外の先発が踏ん張っている。

　阪神の馬場皐輔は昨年から救援に転向したが、このところ4試合連続で無失点。9日のDeNA戦では右肩不調で急遽降板したガンケルの後を受けて3回を無失点に抑えてチームの信頼に応えている。阪神はスアレスが2セーブと救援陣も好調をキープしている。

佐藤輝明の開幕後の成績を子細に見ると

4日のヤクルト戦で豪快な一撃を放った佐藤輝明©Kyodo News

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★今週のぴかイチ “来日したての外国人打者”を脱しつつある佐藤輝明★

　阪神の佐藤輝明は、オープン戦で43打数13安打6本塁打9打点、打率.302と大活躍して注目された。

　その期待に違わず開幕後も活躍しているが、子細に見ると打撃内容がかなり変化していることが分かる。

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