5月20日のWBA世界ミドル級王座決定戦。1-2の判定で挑戦者が敗れた。
試合直後から判定内容が物議を醸し、開催が決まったダイレクトリマッチ。
その主役は後のない戦いを前にして、不思議な落ち着きを見せている。
試合直後から判定内容が物議を醸し、開催が決まったダイレクトリマッチ。
その主役は後のない戦いを前にして、不思議な落ち着きを見せている。
試合まで3週間もあるというのに、東京・神楽坂にある帝拳ジムはメディアでごった返していた。
不可解なジャッジを認めたWBAからの指示で実現に至ったアッサン・エンダムとのダイレクトリマッチ。その注目度を表わすように、村田諒太がスパーリングを行なうとなるとリングの周りには決まって人だかりができる。
この日は10ラウンドを予定していたが、上半身が起きてパンチに体重が乗っていかないと感じて7ラウンドで切り上げた。
「(体が)くっついたときに右ボディーをよく打つのはダメなとき。あれしか強いパンチが打てない。まあ、悪いところが出たら出たで修正したらいいだけ。疲れとかあって悪い状況で続けて悪いイメージを残すよりは切り上げてというところでしたから」
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photograph by Hiroaki Yamaguchi