アストロズを球団創設56年目で初の世界一に導いたホセ・アルテューベが、初めてア・リーグMVP（最高殊勲選手賞）に輝いた。新人最多記録となる52本塁打を放ち、新人王に選出されたアーロン・ジャッジ（ヤンキース）との一騎打ちかと思われたが、アルテューベが1位票27票（満票30）を獲得し、圧倒的な差を付けてタイトルを手にした。

「自分がMVPとして座っているなんて考えられないよ」

　さらに、打率3割4分6厘で2年連続3回目の首位打者、4年連続200安打など、各部門で文句なしの成績を残し、「ベスト・メジャーリーガー」にも選出された。