マイマガジン
メッシでも歴代1位が遠い記録って?
ゴールとアシストは圧倒的だが……。
photograph by
AFLO
トップ10すら入っていないのは……。
実はトップ10すら入ってないのが、リーガ出場試合数である。
<リーガ通算出場試合数 ※transfermarktより>
1位:スビサレッタ 622試合
2位:ラウール 550試合
3位:エウセビオ 543試合
4位:パコ・ブージョ 542試合
5位:サンチス 523試合
6位:ホアキン 513試合
7位:カシージャス 510試合
8位:シャビ 505試合
9位:ソレール 504試合
10位:イエロ 497試合
――――――――――――
20位:メッシ 448試合
10位のイエロとは約50試合の差だ。今もリーガで健在な選手ではホアキンがランクインし、セルヒオ・ラモスが458試合で14位につけている。メッシがシャビやカシージャスを超えるためには、あと2~3シーズンはフル稼働する必要があるだろう。
ただ出場数に加えて得点数を見てみると、メッシの偉大さを再確認できる。ラウールと比べて100試合以上も出場が少ないのに、ゴール数はほぼ倍。マドリーで長年エースを張ったラウールだって、サッカー史に残るストライカーのはずなのだが……。
最高のメッシをいつまで見られるか。
メッシもこの6月で32歳となる。“今のメッシレベル”を目の当たりにできる時間は、あとどれほど残されているのだろうか。それでもあの圧倒的な技術なら、最低でもあと5年はバルサの10番を背負ってくれるんじゃないかと期待してしまう。
202X年のクラシコで、メッシが節目の試合で貴重なゴールを決める。歓喜に沸く新装カンプノウの中、テクニカルエリアで喜びを分かち合うのは、指導者になったシャビもしくはイニエスタだった――。
そんな漫画でもお目にかかれないようなロマンを夢見させてくれるからこそ、リオネル・メッシは世界ナンバーワンプレーヤーなのだ。
LATEST COLUMNMORE
-
「藤田譲瑠チマは別格。松木玖生にも驚いた」トルシエがU-23日本代表ベタボメも…五輪決定で“隠れた弱点”を懸念「5-0で勝つべきだ」 (2024/05/02)
-
本当にネリは井上尚弥の“刺客”なのか? 米記者が断言する“悪童”のリアルな実力「尻込みした挑戦者とは一線を画す」「ドネアほど深みない」 (2024/05/02)
-
まさかのドラフト“指名漏れ”真鍋慧がいま明かす「なぜ順位縛りを選んだ?」スカウトと面談、名前が呼ばれない当日…退席後の“ウラ話”―2024上半期読まれた記事 (2024/05/02)
-
甲子園スターが経験した“陰湿なイジメ”と“父との絶縁”…やまびこ打線「恐怖の9番打者」が語る波乱万丈の人生〈息子も甲子園出場、現在はIT社長〉―2024上半期読まれた記事 (2024/05/02)
-
バド東野有紗の母が語る“わたがしペア”奇跡の結成秘話…震災後、福島に戻って組んだ運命の人「勇大は本当にやさしい子なんですよ」 (2024/05/02)