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W杯抽選会と日本の“5つの法則”。
ハリルJ、最良と最悪の組み合わせは?

posted2017/11/27 12:15

 
W杯抽選会と日本の“5つの法則”。ハリルJ、最良と最悪の組み合わせは?<Number Web> photograph by Getty Images

ただポット1、2でも希望を持てそうな国はある。ハリルホジッチ監督のクジ運や、いかに――。

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手嶋真彦

手嶋真彦Masahiko Tejima

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Getty Images

 涙を流すジャンルイジ・ブッフォンを、慰めるための言葉はあった。

「もう泣くな。運が悪かったんだ」

 運が悪かった――。プレーオフの抽選で、イタリア代表がスウェーデンという籤(くじ)を引いていなければ……。そもそも欧州予選のドローで、スペインと同じ組に組み込まれていなければ……。スペインではなく、ウェールズかルーマニアを引き当てていたら、イタリアの守護神ブッフォンは涙を流していなかったかもしれない。

 実際、ウェールズと同じ組からは、最新のFIFAランクで37位のセルビアが首位通過でロシアW杯の出場権を手に入れている。しかし、FIFAランクで上回る(14位)イタリアは――。「こんな結末(プレーオフ敗退)で代表を引退することになるとは……」と39歳のブッフォンがしばし絶句し、涙に暮れたのだ。イタリアの予選敗退は60年ぶりだった。

W杯では欧州以外の各大陸が同組にならない。

 2018年W杯の出場32カ国は、12月1日の組分け抽選会に備えて、FIFAランク(10月発表分)の上位順に4つのポットに分けられた。唯一の例外は開催国のロシアで、FIFAランク(65位)とは関係なく、ポット1に振り分けられている。

<ポット1>
ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、フランス、ポルトガル、ベルギー、ポーランド、ロシア

<ポット2>
スペイン、ウルグアイ、コロンビア、イングランド、クロアチア、ペルー、メキシコ、スイス

<ポット3>
セネガル、スウェーデン、デンマーク、アイスランド、コスタリカ、エジプト、チュニジア、イラン

<ポット4>
日本、ナイジェリア、セルビア、モロッコ、オーストラリア、韓国、サウジアラビア、パナマ

 グループリーグで同居するのは各ポット1カ国ずつだ。同じ大陸の国とは同居しない決まりなので、ポット4の日本は、ポット3のイランとは別の組になる。ただし、欧州諸国は2カ国まで同居できる。

【次ページ】 日本代表5つの“法則”を紐解いてみると……。

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