エディー・ウォーズ

エディー・ウォーズ

定価:本体1,300円+税

お知らせ

稀代の勝負師、エディー・ジョーンズは、グッドボスだったのか、バッドボスだったのか。

2015年9月19日、英国の地で世界を驚かせた、ラグビー日本代表の大勝利。あの感動的なシーンを迎えるまでには、指揮官エディー・ジョーンズとチームの間に長い戦いがあった。選手やスタッフは肉体的にも精神的にも追い詰められ、極限に達していた。そこで生じたパワーが、あのワールドカップで強豪南アフリカを倒したのだ。

ワールドカップ後、選手、関係者30名以上に取材をし、明かされた真実は、日本ラグビー史に、「成績」と共に残されるべき稀有な「プロセス」だ。ワールドカップは、エディーの戦いであり、エディーとの戦いだった。本書はその一部始終である。

目次

<第一章> エディー・ジョーンズ

<第二章> マインド・ゲーム

<第三章> スーパーラグビー・クライシス

<第四章> ボーダーライン

<第五章> カウントダウン

<第六章> ゲーム・デイ

<第七章> ドリームズ・カム・トゥルー

<第八章> ラスト・デイズ

<第九章> オン・ザ・ウェイ・ホーム

著者プロフィール

生島淳さん

生島淳Jun Ikushima

1967年気仙沼生まれ。早大卒。NBAやMLBなど海外ものから、国内のラグビー、駅伝、野球など、全ジャンルでスポーツを追うジャーナリスト。小林信彦とD・ハルバースタムを愛する米国大統領マニアにして、カーリングが趣味(最近は歌舞伎に夢中)。著書に『エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは信じること」』『慶応ラグビー「百年の歓喜」』(ともに文藝春秋)、『大国アメリカはスポーツで動く』(新潮社)、『監督と大学駅伝』(日刊スポーツ出版社)、『気仙沼に消えた姉を追って』(文藝春秋)、『箱根駅伝』『箱根駅伝 新ブランド校の時代』(ともに幻冬舎新書)、『人を育てる箱根駅伝の名言』(ベースボールマガジン社)など。

第1弾、第2弾のご紹介

第1弾

コーチングとは「信じること」

弱かったラグビー日本代表は、なぜ世界の強豪に勝てるようになったのか。世界的名将が組織と個人を育てるための哲学を語り尽くす!

第2弾

そして、世界が震えた。

ラグビーをとりまく日本国内の状況を一変させたW杯での躍進。2015年の「エディー・ジャパンのすべて」に迫ったNumberの全21篇の力作記事が一冊の本に。

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