横浜の詳細は前回の記事と以下同文でいいよ。

――気前よく点を取った分、気前よく返す。総得点、総失点とどちらもトップというおかしなことをやっていますね。

「まあ、らしいっちゃらしいけどな。にしても、番長の次に、誰がいるんだよ。つうか何年同じ話してんだって。詳細は前回の記事と以下同文でいいよ。山口も……しらねぇよ。結局なんにもねぇんだよな。ほっっっんとに。あんなボール普通に投げてりゃいいのによ、何かが邪魔してるんだろうな。モジモジモジモジいつまでやってんだって。

　他のピッチャーにしたって、素材は悪くねぇんだよ。谷繁さんも『横浜のピッチャーでも下から上がってきた時はいいぞ』って言ってんだから。だけど、1周する頃には落ちてるんだってよ。下で木塚が二軍で死ぬ思いで無茶苦茶やらして良くなっても、上でやらせなきゃ元に戻っちまうんだって。全員気の抜けた藤江みてぇなもんなんだからよ。気合入れた最高のピッチングをしてやっと抑えられるんだって。気が抜けて抑えられるわけねぇんだって。今年もどうせシケシケの最下位だろ」

桐蔭学園を死ぬ気で応援したいと思います。

――せっかく4位なのに、厳しい言葉ばかりですね。

「だから、4位じゃなくて最下位だっての。もう木塚以外の話はしねぇからな」

――そうですか……相当ご立腹ですね。そういえば、わたりさんと木塚さんの同期の1999年ドラフト1位だった田中一徳さんが高橋慶彦さん主演の「ダイヤモンド」という映画で銀幕デビューするみたいですね。

「愛甲系……いや、任侠系の映画だろ？　逃げ足の速いチンピラ役？　あいつの盗塁成功率は激低だったからな。映画でも最後刺されて終わりだろ」

――最後に後半戦の展望をお願いします。

「先日、谷繁さんから電話が掛かって来てよ、長男がいる桐蔭学園と横浜創学館の延長引き分け再試合になった試合と翌日の死闘を見て『涙が出てきた。あれこそが野球の原点だ、お前も観とけ』と言われたので、桐蔭学園を死ぬ気で応援したいと思います。幼少の頃に俺の脛へ思いっきりランニングトゥキックをくれたので、血はかなり濃いと思います」