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<私とカラダづくり> 亀田興毅の誰でも分かるダイエット講座 

text by

二宮寿朗

二宮寿朗Toshio Ninomiya

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photograph byAsami Enomoto

posted2012/03/01 06:00

<私とカラダづくり> 亀田興毅の誰でも分かるダイエット講座<Number Web> photograph by Asami Enomoto
減量の経験を生かし、分かりやすくダイエットを解説した
ブログが話題となった亀田興毅。カラダづくりを熟知する

世界王者が確実にやせるための食事とトレーニング法を教えます!

 ボクシングとダイエットは密接な関係にある。ボクシングの練習をベースにした「ボクササイズ」が広まり、ボクシングの世界に目を向ける女性も多くなった。

 ボクサーは言わば減量のプロ。試合に合わせてウエイト(体重)を調整していくため、彼らは食事のカロリーコントロールにも精通している。なかでも“亀田3兄弟”の長兄、WBA世界バンタム級王者・亀田興毅は自身のブログで独自の「ダイエット論」を展開。独学の知識や経験で得たノウハウを分かりやすく説明していることで話題となった。その亀田が語る“ダイエットの極意”とは――。

「ボクサーの減量と、一般の人のダイエットはまったく別もんや」
背中を丸めた状態からの腹筋。上半身を起こさず、肩甲骨を常に床から上げた状態で行なうことで、腹筋上部が鍛えられる

 まず始めに言っておきたいのはボクサーの減量と、一般の人のダイエットはまったく別もんやということ。ボクサーは試合前日の計量のときに決められたウエイトにしとかなあかん。そして試合のときにうまくリバウンドさせる。俺の場合はスピードを活かしたボクシングをするから4、5kgほどリバウンドさせる。

 水分を抜いて体重を落として、水分を入れて戻す。減量中のボクサーの体は乾いたスポンジ状態になってるから一気に戻る。ボクサーの減量というのは“リバウンドをさせるダイエット”なんや。

 せやけど一般のダイエットは、リバウンドさせたらダメなもの。ちょっと運動して1kgやせたからと言って油断したらすぐ戻ってしまう。それは単に水抜きと一緒。ダイエットをするなら運動とカロリー計算した食事制限をしながら、長い目でやっていく必要があると思う。

「体重をよく気にするけど、見た目で変わらないと意味がない」

 別に偉そうに言うつもりはないんで、一人の意見として聞いてもらえればええです。俺が思うにダイエットというのは見た目で変わらないと意味がない。日本人って体重をよく気にするけど、2、3kg減っても周りの人がその変化に気づかんことだってある。体重のことばかり考えて無理に減らしたって、健康的にも良くない。「見た目をきれいにするカラダづくり」と考えればええんちゃうかな。

 見た目を変える健康的なダイエットをするには筋肉をつけること、そしてカロリーコントロールが大事になる。運動してもカロリー調整がおろそかになってしまうといいダイエットはできへん。

【次ページ】 「やせててきれい」の印象は筋肉が左右する。

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亀田興毅

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