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羽生結弦や小平奈緒だけじゃない!
まだまだいるぞ最強日本のメダル候補。
posted2018/02/09 07:00
text by
後藤茂仁(Number編集部)Shigehito Goto
photograph by
Sunao Noto/JMPA
2月頭に行われた男子体操の強化合宿のメディア公開。ひととおりの質問が出たあとで、体操界の絶対王者、内村航平に記者からこんな質問が投げかけられた。
――あと1週間で平昌五輪ですけれど、注目してる競技や選手はいますか?
「注目はやっぱり羽生くんですよ。僕も似たようなところ(足首)を怪我しているので。痛みや辛さもわかる。同じ採点競技だし。相当やばいんだろうけどがんばってほしい。僕は2連覇したけれど、2連覇できる立場にあるんであれば確実にしてほしいなと思う。この状況で連覇したらかっこよすぎるな、というのはありますけどね(笑)」(内村)
続いて報道陣の前に立った白井健三も、同じ質問にこう応えた。
「僕は宇野昌磨くんに注目しています。羽生選手と、宇野昌磨くんの関係性が航平さんと僕に似ているような気がするんですよね。似たような立場として応援したくなるというか、常に羽生選手を追っていってほしいなという思いが強いです」
そんな他競技のアスリートたちも注目する、平昌冬季オリンピックがいよいよ開幕。
羽生結弦の連覇や宇野昌磨の躍進が期待されるフィギュアスケート、圧倒的強さを見せる女子スピードスケート勢、若手選手の活躍が目覚ましいスノーボードなど、今大会では日本人選手のメダルラッシュの可能性も十分にありそうだ。
雑誌では触れられなかったポイントを特別に紹介!
現在発売中のNumber945号「平昌五輪直前総力特集 最強のふたり」では、15ページにわたって注目競技の観戦ガイド(松岡修造・加藤綾子の五輪キャスターふたりによる見どころ解説付き)を掲載。2月8日~25日までの全日程の競技スケジュールと、注目の競技・選手が網羅されているので、ぜひご覧いただきたい。
Number Webでの本記事では、紙幅の都合により雑誌では詳細に触れられなかったものを中心に、お茶の間観戦で注目したい競技・選手・観戦ポイントを1日1つずつ、紹介したいと思う。
※各日の時間は競技開始時間。カッコ内の放送局は注記がない場合生放送をする局(競技開始時間と生放送開始時間はずれるものもあります)。
※出場選手は直前の状況により変更の可能性があります。