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馬場、猪木、蝶野、そして――。
Numberの表紙を飾ったレスラーたち。

posted2015/07/14 11:00

 
馬場、猪木、蝶野、そして――。Numberの表紙を飾ったレスラーたち。<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

14年ぶりのプロレス特集となるNumberの誌面&表紙を争う“新日本プロレス総選挙”には2万6000もの投票が。気になる結果は7月16日発売の誌面で!

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Number編集部

Number編集部Sports Graphic Number

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Sports Graphic Number

『Sports Graphic Number』史上、14年ぶりのプロレス特集となる、
「新日本プロレス、No.1宣言」が、明後日の7月16日に発売されます。

この発売を記念し、これまでに刊行された歴代のプロレス特集を全て
まとめてみました!!  全21冊の積み重ねから浮かび上がってきたのは、
日本プロレス史そのもの――是非その表紙群と特集をご確認下さい!
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 5 (1980年6月20日号) もうひとつの人気沸騰スポーツ「プロレス」大特集 表紙は、故郷ニューヨークで買い物中(!)のザ・デストロイヤー。人気レスラーとしてかつて自身を愛してくれた地、日本への思いを語る。流血するブッチャーをノンフィクション作家・椎名誠が語るという異色企画も。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 70 (1983年3月5日号) 力道山の真実 戦後、一時代を築きながら伝説と謎にまみれた力道山。その素顔を解き明かす。九州へ、そして玄界灘を越え朝鮮半島へとルーツを辿るルポもあれば、宿敵・木村政彦が“巨人”を語るディープなインタビューも目を引く。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 101 (1984年6月20日号) プロレス 格闘美・再発見 スポーツ・グラフィック誌として、プロレスの躍動感をどう捉えるのか――雑誌の黎明期と、新日を中心にしたプロレス人気がシンクロした実験的な特集。アンドレ・ザ・ジャイアント、カール・ゴッチらのインタビューも。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 171 (1987年5月20日号) プロレス交響楽 何をもって「交響楽」なのか? それは流動的だった当時のプロレス界において、常に不動の位置で「タクト」を振る男がジャイアント馬場だったから――。ジャンボ鶴田、天龍源一郎、藤波辰巳、前田日明も精鋭として紹介。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 213 (1989年2月20日号) もっとプロレス 当時一世を風靡していたUWFのエース、前田日明が「新格闘技王」として登場。表紙の力道山から、馬場、アントニオ猪木まで、プロレスの来し方行く末を考える号。他に空手チョップからUWF流までの「必殺技変遷史」など。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 233 (1989年12月20日号) 疾風、U.W.F. UWFが東京ドームという会場に挑んだ11・29の「U-COSMOS」速報を皮切りに、前田と作家・山田詠美の対談、UWF全大会ハイライトなどが並ぶ。安生洋二、鈴木みのる、田村潔司といった面々の若かりし日の姿に頬も緩む。
雑誌「Number」表紙 Sports Graphic Number 242 (1990年5月5日号) プロレス狂時代 WWF(WWEの前身)が、新日本プロレス・全日本プロレスの3団体合同で、東京ドームで「日米プロレスサミット」を開催。ハルク・ホーガン、スタン・ハンセンらと日本のレスラーたちの雄姿が、ページいっぱいに広がる。

 力道山に全日=馬場と新日=猪木、さらにはUWFも人気を博し、海外からはWWFが――プロレス史の奔流が渦巻いていた'80年代の特集号。今読んでも面白い記事のオンパレードです。

【次ページ】 団体の乱立と崩壊が相次ぐ奔流の'90年代。

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