サムライブルーの原材料

巻誠一郎の生き様が熊本に重なる。
試合も震災復興も走り続ける日々。
サムライブルーの原材料
巻誠一郎は、走る。交代で入ってくるだけで周りの温度がグッと、ババッと引き上がる。184cmの大きな体躯を揺らしながら、ボールホルダーに対して迫力あるプレッシングを前後左右で発動する。追い込んでボールを奪っ…続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/04/14

サムライブルーの原材料
中村憲剛のスタイルはまだ増える。
モチベは「ほんと尽きないです」
そんな引き出しも持ってたの? 中村憲剛と新しい発見はセットだ。 開幕のアウェー、ジュビロ磐田戦から驚かせてくれた。 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/04/11

サムライブルーの原材料
中澤佑二は速度勝負になぜ勝てるか。
ハイライン守備で光る「コンマ何秒」。
誰かが言った。筆者も思った。今季から横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルーが設定する「ハイライン」に、中澤佑二… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/03/30

サムライブルーの原材料
森重真人がルーティンを壊した理由。
W杯のためにも「安定より成長を」。
センターバックは危機察知能力がないと務まらない。予測と対処。ピッチで求められることは、人生においても同じなのかもしれない… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/03/13

サムライブルーの原材料
40歳間近の俊輔が語る「衰え」。
メッシと、昔の自分と、今の自分。
中村俊輔はオッサン化しない。今年6月に40歳になるというのに、若手と同等、いやそれ以上によく走る、よく練習する。ジュビロ磐… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/02/18

サムライブルーの原材料
齋藤学の思いを聞き続けた1年間。
マリノスファーストだった男の決断。
川崎フロンターレの新体制発表が行なわれる2日前だった。齋藤学は横浜F・マリノスから移籍に踏み切った苦渋の決断をSNSに記した… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/01/25

サムライブルーの原材料
浦和を愛し、浦和に愛された男。
那須大亮の幸福な5年間と旅立ち。
元日に、携帯電話が鳴った。画面の表示には「那須大亮」とあった。年始のあいさつを交わしたあと「報告があります」と律儀な36歳… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/01/18

サムライブルーの原材料
岡山一成が等々力に帰ってきた理由。
“岡山劇場”次の夢を託す場所。
等々力競技場の「Gゾーン」に、その人はいた。熱烈なサポーターが集うエリア。2017年12月2日、川崎フロンターレのリーグ初優勝を… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2018/01/10

サムライブルーの原材料
川崎・車屋紳太郎「去年は何かが」
風間仕込みの技術、鬼木仕込みの執念。
その左足は、勝負をあきらめない。豪雨によって水たまりがピッチに点在した10月29日の柏レイソルvs.川崎フロンターレ戦。1-2で… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/11/04

サムライブルーの原材料
小林祐希=ファシリテーター説。
名波の教えと、忘れられない日付。
ビジネス用語にファシリテーターという言葉がある。簡単に言えば会議における進行役、調整役。自分で意見して先導するのではなく… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/10/17

サムライブルーの原材料
ハリルはいかに時差を乗り越えたか。
「寝ない」という原始的な対策方法。
海外組は日本に戻ってすぐに試合。長距離移動の疲労や時差が、彼らを襲う。親善試合を挟んで本番があるならまだしも、1試合目か… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/09/12

サムライブルーの原材料
3度の大ケガ、リハビリ、引退危機。
FC東京・米本拓司、絶望からの帰還。
倒れたら、起き上がる。プレースタイルも、そしてサッカー人生も。それがFC東京の背番号「7」を背負う米本拓司である。 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/07/18

サムライブルーの原材料
140戦連続フル出場より大事なこと。
いまだ鉄壁、中澤佑二の鉄の意志。
彼からすれば、特別な夜ではなかった。横浜F・マリノスの堅守を支える中澤佑二は、7月1日のアウェイ、大宮アルディージャ戦でJ1… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/07/05

サムライブルーの原材料
欧州で最もゴールを決める日本人。
ハーフナーの独善的FW論が面白い。
ゴールを奪う。その一点を指標に置くならば、オランダの4シーズン半で51点を稼いでいるハーフナー・マイクは欧州でプレーする日… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/06/29

サムライブルーの原材料
正GKに限りなく近い男、東口順昭。
「永嗣さんはでかい存在」でも……。
GKのポジションはたったひとつしかない。一席をめぐる「序列」が変わるのは、そう何度もあることではない。滅多に訪れない変化期… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/06/07

サムライブルーの原材料
細貝萌、絆創膏に秘めていた決意。
柏加入はJ復帰ではなく「挑戦」。
細貝萌の手のひらに、小さな絆創膏が貼られてあった。帰国からまだ1週間も経っていない。7年ぶりにJリーグに復帰し、柏レイソル… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/04/16

サムライブルーの原材料
キャプテン+10番は海外以上の挑戦。
横浜FM・齋藤学が担う「俊輔の後」。
望みどおりにならなければ、別の望みをつかむ。今オフ、海外移籍を模索した齋藤学はマーケットが閉じた後、横浜F・マリノスとの… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/02/23

サムライブルーの原材料
中村俊輔加入に心躍らせ磐田へ。
川又堅碁「脱・しょぼぞう」だ!
ん!? 新しい外国人選手かな。1月14日、ジュビロ磐田に移籍した中村俊輔のチーム初練習を取材するために訪れた大久保グラウンド… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/02/05

サムライブルーの原材料
源昌子の“すべらない”守備の話。
スライディング無しで守る方法論。
すべらんなあ。「人志松本のすべらない話」ではないが鹿島アントラーズのセンターバック、昌子源を見ていると思わずそうつぶやい… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2017/01/08

サムライブルーの原材料
工藤壮人はMLSで代表返り咲きへ。
あごを骨折してもダイビングヘッド。
カナダからの手紙ならぬ、カナダからのアピール。海外から日本代表を目指すのは、何も欧州の舞台に限られてはいない。柏レイソル… 続きを読む
二宮寿朗Toshio Ninomiya
2016/12/20