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「サンウルブズが日本ラグビーのカギ」
CBO就任の池田純が語る“日本W杯後”。

posted2017/11/24 16:00

 
「サンウルブズが日本ラグビーのカギ」CBO就任の池田純が語る“日本W杯後”。<Number Web> photograph by SUNWOLVES

CBO就任記者会見で提示した秩父宮競技場の「青山ラグビーパーク」構想のイメージ図。

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池田純

池田純Jun Ikeda

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SUNWOLVES

 スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズのCBO(Chief Branding Officer)に招聘されました。横浜DeNAベイスターズの社長を辞めて以来、久しぶりに現場にもタッチする機会を持ちたいと思っていたので、喜んで引き受けさせていただきました。

 私は、今年4月から日本ラグビー協会の特任理事を務めています。そちらでは理事会で発言する権限を持っていましたが、サンウルブズにおいてはより実践に関われるようになりました。

 まず、サンウルブズに関わる組織の2018年からの5年間のスローガンとして「5(GO) BEYOND 2019」を掲げることを決めました。

 半年以上、内部の人間としてラグビーに関わって感じたのですが、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)への意識がみなさん強い。しかし、私は'19年W杯の、さらに先を見据えたラグビーの未来を考えたいのです。このスローガンには「今から5年かけて、'19年以降を盛り上げよう」という思いを込めています。

ラグビーが日本に根付くためのカギがサンウルブズ。

 '15年イングランドW杯での南アフリカ戦の歴史的勝利で生じた現象からもわかるように、一時的なブームは必ず冷めてしまいます。'19年の日本W杯も、開催中は盛り上がるでしょう。しかし、それがあくまでもブームである限りは、いずれ冷めてしまう。

 そこで将来、ラグビーが日本に根付くためのカギとなるのが、サンウルブズです。

 ラグビーをよく観る方以外にはあまり知られていませんが、日本の1チームが世界的なリーグに参加しているという、非常に特別な集団です。

 個人単位では、MLB、UCL、NBAなどに挑戦する日本人は存在しています。ですが、チーム単位で世界最高峰のリーグに加わっている例は、サンウルブズのみ。

 この価値は、まだまだ日本中には知られていないと思います。

【次ページ】 世界最高レベルの戦いを、東京の青山で!

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