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フル出場すれば100%で本塁打王!
「おかわりさん」中村剛也の突出度。 

text by

広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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photograph byKyodo News

posted2017/05/16 08:00

「ボールがピンポン玉のように飛んでいく」という表現は、中村剛也にこそふさわしい。彼のホームラン率は群を抜いている。

「ボールがピンポン玉のように飛んでいく」という表現は、中村剛也にこそふさわしい。彼のホームラン率は群を抜いている。

せめて「おかわりさん」と呼んでくれ。

 中村剛也は8月15日で34歳になる。プロ入り16年目になるが、規定打席に達したのは6シーズンだけ。フルスイングをするためか故障が多いのだ。

 それだけに通算安打はまだ1177本。

 NPBでは、2000本安打に達して一流選手というイメージがある。

 なかには首位打者2回、本塁打王5回、打点王3回の中西太(1262安打)、三冠王の松中信彦(1767安打)のように、2000本未満で引退した大打者もいるが、歴史的評価を得るためにも2000本の大台はめざしたいところ。

 あと823安打は、145安打がシーズン最多の中村剛也にはかなり高いハードルだ。歩かされて勝負されないことも多い。40歳近くまでプレーしないと難しいだろう。しかし、何としてもこのレベルをクリアしてほしい。

 私たちは中村剛也という「レジェンド」の雄姿を目の当たりにしていることを認識すべきだ。この凄さを知ればもう「おかわり君」とは呼べない。せめて「おかわりさん」と呼んでくれ。

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