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国枝慎吾、だけじゃないパラ五輪。
車いすラグビーにバスケ、自転車も!

posted2016/09/07 11:00

 
国枝慎吾、だけじゃないパラ五輪。車いすラグビーにバスケ、自転車も!<Number Web> photograph by AFLO

車いすバスケは、ダブルドリブル以外ほとんどのルールがバスケットと同じで見やすい競技だ。片輪を浮かせたりとアクロバットなプレーも多い。

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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AFLO

 絶対王者。そう呼んでもさしつかえないかもしれない。リオデジャネイロパラリンピックで金メダルの期待がかかる車いすテニスの国枝慎吾だ。

 年間グランドスラムを計5回達成、パラリンピックでもシングルス・ダブルスあわせて計3個の金メダルを獲得。まさに王者として君臨してきた。車いすの巧みな操作によるコート上の動き、綿密に計算されたハイレベルなストローク。その境地に到達するまでの時間と努力は容易に想像がつかない。

 4月に右肘を手術したが、リオに照準を合わせて調整してきた。順調に勝ち上がれば、16日の決勝で、シングルス3連覇をかけて戦う。またダブルスでも、2004年のアテネ以来の金メダルを狙う。ダブルスの決勝は15日に行われる。

 女子の上地結衣はベスト8入りしたロンドン後、一段成長を遂げた。シングルスでは2014、2015年のグランドスラムで計2度優勝、3度準優勝。ダブルスでは計9度優勝し、今シーズンもここまで行われた3大会すべてで優勝しているだけに活躍が楽しみだ。シングルスは15日、ダブルスは16日に決勝が行われる。

組んだところから始まる柔道は、投げの魅力が溢れる。

 パラリンピックでは柔道も行われる。視覚障がいのある選手たちによるものだ。しっかり組んだところから始まるのが特徴で、組み手争いに忙殺されず、組んで投げる柔道が展開されるのが魅力だ。

 日本は、ロンドンでは男女を通じて金メダル1つのみにとどまった。巻き返しをかけて臨む。

 その中心となるのは、ロンドンで金メダルを獲得した正木健人。以前は健常者の柔道に励み、名門天理大学の柔道部に籍を置いていた。191cm、150kgの恵まれた体格からの豪快な投げ技が魅力だ。10日、連覇を目指して登場する。

 73kg級の北薗新光もロンドンに続く出場。だが階級は異なる。ロンドンでは100kg級だったからだ。海外の選手のフィジカル、パワーを知り、その差を痛感したことから、力を落とさず階級を下げようと考えたと言う。その執念を実らせることができるか。試合は9日だ。

【次ページ】 車いすでのラグビー、バスケットはやはり人気。

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