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男子に続き女子もリオ五輪の切符を!
7人制ラグビー、決戦は28日中国戦。

posted2015/11/27 10:00

 
男子に続き女子もリオ五輪の切符を!7人制ラグビー、決戦は28日中国戦。<Number Web> photograph by Shuhei Fujita

決戦に挑むサクラセブンズ。左から、桑井亜乃、山口真理恵、横尾千里、中村知春、小出深冬、大黒田裕芽、冨田真紀子。

text by

生島淳

生島淳Jun Ikushima

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Shuhei Fujita

 2016年のリオデジャネイロ・オリンピックから正式競技に採用されるラグビーのセブンズ(7人制ラグビー)。

 すでに男子のセブンズ代表は香港で行われたアジア予選を勝ち抜き、オリンピック切符を獲得したが、11月28日、29日の両日、東京・秩父宮ラグビー場で女子のアジア予選第2ラウンドが行われる。

 女子の決定方式は第1ラウンドの香港、第2ラウンドの東京大会の順位によってそれぞれポイントが与えられ、両大会の合計ポイントでトップのチームが、オリンピックへと駒を進める。

 香港での第1ラウンドの結果を見てみよう。

1位 日本     6
2位 カザフスタン 5
3位 香港     4
4位 中国     3
5位 グアム    2
6位 スリランカ  1

 トップの日本がホームで戦えるのだから、優位なことは間違いない。東京ラウンドでも1位であれば文句なしでの出場だが、たとえ2位以下であっても、他チームの結果次第ではリオデジャネイロへの道は開ける。

 だが、あれこれと星勘定をする前に、スッキリとトップ通過でオリンピック出場を決めて欲しいところだ。

ポイントとなるのは28日の中国戦か。

 ここで秩父宮での日程を見ながら、ポイントとなる戦いを予想してみる。

< 11月28日 >
午前10時   中国
午後1時2分 グアム
午後4時4分 香港

< 11月29日 >
午前10時  スリランカ
午後1時24分 カザフスタン

 そして順当にいけば、日曜日の午後4時15分から決勝戦を迎える。

 なんといっても大きなヤマ場は、最初に対戦する中国だ。香港大会では唯一黒星を喫した相手で、チームの特徴がまったく異なる。両チームの「キーワード」を並べてみると……。

【次ページ】 高速展開の日本、体格を生かす中国。

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