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“結果にコミットする”プロレスラー、
M・エルガンが来日の夢を叶えた時。

posted2015/09/01 11:20

 
“結果にコミットする”プロレスラー、M・エルガンが来日の夢を叶えた時。<Number Web> photograph by Essei Hara

初来日にして、「エルガン! エルガン! エルガン!」とG1の試合会場で割れんばかりのコールを巻き起こした。日本のプロレスファンの心を、ひと夏で鷲掴みにした久々の外国人レスラーだ。

text by

井上崇宏

井上崇宏Takahiro Inoue

PROFILE

photograph by

Essei Hara

 ヤツの試合がおもしろくなかったらチケット代を全額返金。

 そう勝手に保証してしまいたくなるようなレスラーがいる。

 それがこの夏、プロレス界でもっとも結果にコミットした男、マイケル・エルガンだ!

マイケル・エルガン(Michael Elgin)

1986年12月13日、カナダ・オンタリオ州トロント出身。28歳。180cm、111kg。
2004年暮れに、16歳の若さでデビュー。すぐに頭角を現わし、幾多の米国インディー団体のレギュラーとして活躍。その後はアメリカのみならずカナダにも進出し、2007年にはアメリカのROH (Ring Of Honor)に参戦を果たす。
2010年よりThe House of Truthの一員としてROHにレギュラー参戦し、2011年に同団体と正式に選手契約を締結。『2011 Survival of the Fittest tournament』 に出場、優勝を果たした未完の大器。新日本プロレスの北米遠征でも活躍した注目のパワーファイターが、満を持しての新日本初参戦となる。得意技はエルガンボム、滞空ブレーンバスター、ラリアット、投げっぱなしジャーマン。

 これが新日本プロレスの公式プロフィールとなる。今夏、幕を閉じた『G1 CLIMAX 25』に念願の初来日を果たしたエルガンに関する情報はまだまだ少ないが、その類い稀な怪力、スピード、テクニックで、G1全戦を駆け抜けた。公式戦の結果は4勝5敗(うち1勝は不戦勝)と、数字だけ見ると駆け抜けた感がないが、たしかに疾走した。

 スコット・ノートン的パワーとダイナマイト・キッドのような鋭い技の切れ味を併せ持った男であるから、初来日であっという間に日本のファンのハートを鷲掴みにした久しぶりの外国人レスラーである。

【次ページ】 柴田勝頼が驚愕した、エルガンのある光景とは?

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