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岡崎慎司が本当に言いたかったこと。
ブラジル戦後コメントを完全掲載! 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph bySports Graphic Number

posted2014/10/21 16:30

岡崎慎司が本当に言いたかったこと。ブラジル戦後コメントを完全掲載!<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。

ブンデスリーガで戦う日本人選手の最新事情が満載の
メルマガ「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」
最新号の中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします!

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●今週の目次
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 【1】~日本代表vs.ジャマイカ、試合後MIXゾーンにて――(1)~
      酒井高徳「自分の古巣、新潟で初勝利をつかめたのは良かった」

 【2】~日本代表vs.ジャマイカ、試合後MIXゾーンにて――(2)~
      細貝萌、現代表で初アンカーをこなしての課題と収穫。

 【3】~日本代表vs.ブラジル、試合後MIXゾーンにて――~
      完敗後、岡崎慎司が語っていた“真意”。

 【4】カメラマン・千葉格のPhotographer Diary
~小国ルクセンブルクで撮った、元王者スペインの今~


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 【3】~日本代表vs.ブラジル、試合後MIXゾーンにて――~
      完敗後、岡崎慎司が語っていたことの“真意”。

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 10月14日、ブラジルに0-4で敗れたあと、岡崎慎司はフォワードしての自らのプレーについては悔やみ、反省を口にしつつ、チームとしてはこのまま前進していくべきだと主張した。

 本人が先日、一部メディアの報道が意図していることとは違うニュアンスの記事となっていたが、ブラジル戦後のMIXゾーンでのやり取りを以下に完全掲載する。これを読めば、彼が意図したことがわかるはずだ。

○              ●              ○

――なかなかチャンスがありませんでしたが……。

「まあ、こういう状況を想定していたので。でも、2回はチャンスが(自分に)来ていたから、結局そこを決めるか、決めないかで、自分の価値が証明されると思う。これは何回も言っているけど、大事なところで点を獲れなければ、それはもうフォワードではない。こういう相手とやるのであれば、ずっと拮抗している試合をやらなければいけない。自分たちが“いける”と思うような展開にしていかないと。

 (ボールを受けて)起点になれたところもあったけど、結局は最後のそういうところ(決定機)で迫力をもって、点を獲ってというのが……。点を獲れば、相手も自分を警戒する。それに尽きますね。0-4と言うスコアで、いつも通りだと思われるかもしれないけど、自分にとっては、あのチャンスを決めていればと感じている。チームを助けられるのはゴールしかないから、それを突きつめていくしかない。(アギーレ体制下で)このサッカーをするのであれば、あのような点のとられ方をしてはいけないというのを思い知らされたのもある。どこまで、このサッカーを追求できるかというところでは、まだやってみる価値はあるなと思います。ハマるときはハマったし」

「前の選手が個の力を上げないと……」

「前半にはどこでボールを収めて、どこでクロスまでもっていってチャンスをつくるか、というところまではいけた。一歩一歩、自分たちは歩みはじめていて、その歩みを続けるしかない。こういう、耐える時には耐えるサッカーをしながらも前は個(の力)で攻めて……。自分たちが失点するときには(攻撃に)人数をかけすぎたところでカウンターを受けているんですけど、そこで人数をかけず2、3人で勝負するようにしていくためには、前の選手が個の能力を上げないといけない。

 今は結局、攻撃のときには前みたいな(ザッケローニ体制下の)サッカーになってしまっている。全員が攻撃していて、取られたときに相手が前に残っていて、一発のスルーパスでやられてしまうという……その辺りは前と一緒(のパターン)で残念。自分たちは相手を封じ込めるようなサッカーをしているはずなのにそこで一発でやられてしまうのは、チームとして絶対にやっていけないと認識しないと。リスクマネージメントの意識を強くしないといけない。逆に、点を獲るときには(チームのために)点を獲ってあげないと。フォワードとしてはそこしかない、そこに尽きるかな」

――簡単に奪われて、最終ラインの裏をつかれてしまったシーンがありましたが、しっかりと前線で収める起点を作らないといけない?

「そうですね。でもまあ、途中で自分がその役目になりつつあって、(自分のところでボールが)落ち着いた時には簡単にクロスまでいかせてくれていた。そういう意味では、やっぱり“受けたときには失わない”というのがこのチームではすごく大事だなと思います。自分のところで収まったときにはチーム全体が楽になるし、自分にもチャンスが来る。そういう意味では、そのやりとりを今日もできたと思う。

 だからこそ次に進むしかない。0-4でブラジルに負けて『ブラジル強えぇ』となっているだけでは意味がない。ブラジルが強いことはわかっているし、やっていくしかないですね。Jリーグでやっている選手もいっぱい出られたというのはすごく良かったと思うから。まあ、自分が(彼らの)助けになってあげられなかったというのは、悔しいなあと。それだけです」

【次ページ】 「ネイマールを潰さないで見ているだけでは厳しい」

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