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福西崇史が考えるザックジャパン。
なぜ結果を残す戦いができなかった? 

text by

福西崇史

福西崇史Takashi Fukunishi

PROFILE

photograph bySports Graphic Number

posted2014/08/05 11:00

福西崇史が考えるザックジャパン。なぜ結果を残す戦いができなかった?<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

「福西崇史の『考えるサッカー』」、配信は毎週月曜日の予定です。

メルマガNumber「福西崇史の『考えるサッカー』」
最新号が配信されました。7月31日配信号の内容を一部ご紹介します。

<目次>

【1】《ブラジルW杯》 日本代表総括(1)
     ~ 世界8位タイ ~

【2】《ブラジルW杯》 日本代表総括(2)
     ~ 「やろうとした」のか「やらなかった」のか ~

【3】《ブラジルW杯》 日本代表総括(3)
     ~ 曖昧な目標設定 ~

【4】《ブラジルW杯》 日本代表総括(4)
     ~ 意識のギャップ ~

【5】《井戸端後記》雑談と反省と次号予告を兼ねた編集後記
     ~ いわゆる老化現象 ~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
【2】《ブラジルW杯》 日本代表総括(2)
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     ~ 「やろうとした」のか「やらなかった」のか ~
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聞き手の細江克弥さんは今回、“日本の本当の実力”が世界ランキング
「8位タイ」であるという主張をします。W杯で優勝する可能性のあるチーム、
「世界1位タイ」は、世界に7チームくらいしかない。でも、ベスト8に入る
可能性のあるチームなら、日本を含めて世界に50チームくらい
あるんじゃないかということです。対する福西さんの答えは?

福西:つまり、今大会で日本は「世界8位タイ」にいることが分かったから、それをあまり悲観せず、次は、「世界1位タイ」を目指すのか、それとも「世界8位タイ」の中でコスタリカのように結果を残す「戦い方」を選択するか冷静に考えろってことでしょ?

―――さすが福西さん、おっしゃるとおりです(笑)。ただ、「世界1位タイ」と「世界8位タイ」はものすごく大きな力の差があるので、W杯で勝ちたいんだったらそのための「戦い方」をすればいいし、そうじゃなくて、いつか「世界1位タイ」になるために、「自分たちのサッカー」を突き詰めたいんだったら、“今”はW杯のグループリーグで負けたっていい……という話なんです。

福西:うんうん、オッケー。よく分かった。まず、オレ自身も、今回の日本の結果については悲観する必要はないと思っているよ。「実力」はみんなが期待したとおりあると思う。で、細江くんが言うように、確かに「世界8位タイ」は世界に50チームくらいあって、日本もそのうちの一つだと思う。

―――はい。

福西:今回のW杯を見て改めて感じたのは、「どこが勝ってもおかしくない」ということだよね。ただ、どこが勝ってもおかしくない展開の中で、勝つチームに共通する法則みたいなものはあるわけよ。

―――例えば、エースが個の力を発揮するとか、組織として完成度の高い守備があるとか。

福西:そう。「世界8位タイ」のチームでも、それができたチームと、できなかったチームがあるわけでしょ。それが結果に表れている。

―――そうですね。

福西:もちろん日本も「できなかった」わけだから、それがどうしてできなかったのかを考えないといけない。

―――ということは、「やろうとしなかった」ではなく、「できなかった」。

福西:うん。「やろうとしたけど、できなかった」だよね。

―――僕には「やろうとしなかった」ように見えました。だから「やればできる」。

福西:いや、オレは「やろうとしたけど、できなかった」だと思う。その原因が、監督の力なのか、個の力なのか、チームの力なのか、それを考えるのが難しい。

―――なるほど~。

◇   ◇   ◇

さらに話題は、今回の日本代表が抱えていた根本的な問題に進みます。
この続きは、メルマガNumber「福西崇史の『考えるサッカー』」
ぜひお読みください。

福西崇史の『考えるサッカー』
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