サハラマラソン挑戦記BACK NUMBER

留学も就活もなげうって……。
目指せ、地獄のサハラマラソン!! 

text by

松山貴史

松山貴史Takashi Matsuyama

PROFILE

photograph byTakashi Matsuyama/Sports Graphic Number

posted2011/01/21 06:00

留学も就活もなげうって……。目指せ、地獄のサハラマラソン!!<Number Web> photograph by Takashi Matsuyama/Sports Graphic Number
2010年10月に発売された『Number Do』は、「ランニング」を単なる「運動」の
枠内に収めず、その人の生き方そのものへと昇華した記事作りをすることで、
大反響を呼びました。
そんなある日、ひとりの読者からNumber編集部にメールが届きました。
内容は、Number編集部員が思いもよらなかったヘンテコな記事企画の
申し出!! 興味を持った編集部は、コラムをまずはNumber Webで配信する
ことにしたのです。
連載第1回は、『Number Do』編集部員による紹介文から始まります。
ある若者の奇想天外なスポーツ挑戦記……どうかご堪能あれ!

 昨年末、1通の唐突なメールが編集部に届いた。

――以下、メールの文面――

 はじめまして。私、松山貴史と申します。

 今回『Number Do』を読ませていただき、メールを送らせていただきました。

 私は陸上初心者でした。しかし、ある時、世界一過酷と言われている「サハラマラソン」の存在を『7日間で人生を変える旅』という本を通じて知りました。

 私はこの本の中で紹介されていたサハラマラソンにエントリーするか激しく悩みました。

 まずは、金銭的な問題です。どう安く見積もっても60万円以上はかかるレースなので、そう簡単にはお金を貯められないのですが、来年留学に行くことを考えていたので、そこそこの貯金はありました。しかし、これにエントリーしてしまうとほぼ確実に留学が出来なくなってしまいます。

 それに加えて勿論、体力的な心配もありました。現在は柔道をしているくらいで、特に激しい運動をするということはなく、過去にも高校時代バスケットをしていた程度の運動歴だったので、完走できるか不安でした。

 しかし、一度きりしかない人生、とことん無茶をしてみよう! と思い、とうとうサハラマラソンにエントリーし、無事選考も通りました。

 この本を読んだが為に、本当に人生を変えられてしまいました。笑

 とりあえず何をしていいのか分からなかったので、約1カ月後にあった河口湖フルマラソンにエントリーし、ランニング特集をしていたこの『Number Do』を買いました。そして、まずは基礎体力と思い、それからというもの、12月までは本当に毎日10km走りました。

 その甲斐もあって、11月28日に河口湖で行われたフルマラソンでは3時間20分で完走することができました。(総合順位435位/8059人)

 しかし問題は、フルマラソンとサハラマラソンは全く別物ということです。

【次ページ】 『Number Do』でサハラマラソン特集を組んで下さい!

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