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“二刀流”大谷翔平より大きな目標。
日本人だらけのMLBチームの夢!?

posted2017/12/28 07:30

 
“二刀流”大谷翔平より大きな目標。日本人だらけのMLBチームの夢!?<Number Web> photograph by AFLO

日本人のみならずアメリカ人でさえも想像だにしなかったはずの現代野球での“二刀流”。その大きな夢を大谷には是非実現して欲しい。

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ダンカン

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 大谷翔平のメジャーリーグ「ロサンゼルス・エンゼルス」への移籍が決定した。さあ、野球ファンよ、ワガママな大きな大きな夢を見ようではないか。

 ここ数年、これほど野球ファンの胸をワクワクさせるメジャー入りはなかったと思うのだ。イチロー、松坂、ダルビッシュ、マー君などにも確かにワクワクしたけど、「23歳の二刀流」ほどではなかった。だから思い切り欲をかかせてもらいたいのだ!

 メジャーの試合での“二刀流”出場? そんなの小さい小さい! 投げてはロジャー・クレメンスやランディ・ジョンソンなどの名投手が受賞した「サイ・ヤング賞」、そしてバットを握っては1941年のテッド・ウィリアムズ以来(規定打席以下なら1953年だけど)出現していない4割打者を目指してほしいのだ!

あまりにも偉大な野茂英雄という先覚者。

 しかし、50年前の俺の子供のころは、日本人のメジャーリーガーなんて、マッシ―村上こと村上雅則(1964~65年/SFジャイアンツ)しか知らなかったし、そのマッシ―も試合ではほとんどショートリリーフの登板しかなかったのだ。

 あの時代にメジャーで登板していたマッシ―は確かに偉大だけど、日本人選手がメジャーでも通用することを知らしめたのは、やはり1995年のドジャース移籍を皮切りに、フォークボールで「K」(三振)の山を積み上げた野茂英雄だと思う。

 マッシ―から30年間閉ざされていたメジャーの扉を野茂が力づくでこじ開けると、その後はご存知の通り。彼の後には現在まで50人以上の日本人選手が渡米を果たしている……いや、それどころかワールドシリーズでチャンピオンの一員になった者も松井秀喜に井口、田口、伊良部に上原、田澤、高津、松坂、岡島と9人もいる。

 このわずか20余年の間にメジャーとの距離をグッと縮めた日本人選手たち、そして野茂には特に大きな拍手を送りたいのだ。

 しかし、人間というものは限りなく欲の深いもので、その典型が俺である。

 大谷選手のメジャー二刀流なんて当たり前! サイ・ヤング賞も4割打者もまだ序の口。俺はその先の、日本勢によるワールドチャンピオン“略奪”の野望を夢見て……いや現実に狙っているのだ。

 いきなり話が変わるようだが最後まで読んでほしい。

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