甲子園優勝投手はプロでどうなる？
のべ187人中、100勝は8人だけ……。

　夏休みに入って、全国の球場では高校野球の地方大会も無事終了。8月早々には49代表がそろった。

　野球少年の夢は、昔も今も変わらない。甲子園に出てプロ野球に進むこと、だ。

　そのうえでMLBに挑戦したり、200勝、2000本安打を達成したり。夢は広がるが、とにかく甲子園だ大きな目標だ。

　果たしてプロで偉大な実績を残した大選手は甲子園でも活躍したのだろうか？

　2000本安打者、200勝投手の高校時代の実績を調べてみた。

　まずは2000本安打者。甲子園の実績は春夏含む。高校名は当時のもの。

1.甲子園で優勝　5人

王貞治（早稲田実）、立浪和義（PL学園）、宮本慎也（PL学園）、清原和博（PL学園）、柴田勲（法政二※春夏連覇）

2.準優勝　4人

川上哲治（熊本工）、高木守道（県岐阜商）、藤田平（市和歌山商）、新井宏昌（PL学園）

3.ベスト4　1人

田中幸雄（都城）

4.ベスト8　5人

衣笠祥雄（平安）、榎本喜八（早稲田実）、谷繁元信（江の川）、松井稼頭央（PL学園）、加藤秀司（PL学園）

5.2回戦　6人

石井琢朗（足利工）、前田智徳（熊本工）、中村紀洋（渋谷）、山崎裕之（上尾）、有藤通世（高知　チームが優勝した年は、本人は負傷でほぼ出場せず）、荒木雅博（熊本工）

6.1回戦　5人

門田博光（天理）、福本豊（大鉄）、土井正博(大鉄)、若松勉（北海）、和田一浩（県岐阜商）

7.甲子園出場せず（母校は出場実績あり）　13人

張本勲（浪商他）、野村克也（峰山）、落合博満（秋田工）、大杉勝男(関西)、大島康徳（中津工）、稲葉篤紀（中京）、新井貴浩（広島工）、谷沢健一（習志野）、江藤慎一（熊本商）、野村謙二郎（佐伯鶴城）、金本知憲（広陵）、小久保裕紀（星林）、古田敦也(川西明峰）

8.甲子園出場せず（母校も出場実績なし）　8人

長嶋茂雄（佐倉一）、山本浩二（廿日市）、山内一弘（起工）、広瀬叔功（大竹）、秋山幸二(八代)、小笠原道大（暁星国際）、松原誠(飯能)、駒田徳広（桜井商）

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