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SB・本多雄一が挑む正二塁手奪還。
攻守に改造し、明石と川島に挑む!

posted2016/02/24 10:30

 
SB・本多雄一が挑む正二塁手奪還。攻守に改造し、明石と川島に挑む!<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

昨年の日本シリーズ、本多は5戦中4試合に途中出場したものの、ほとんどが代走や守備固めだった。今季の捲土重来はなるか。

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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Nanae Suzuki

 本多雄一は'10年、'11年に連続盗塁王を獲得。'13年には侍ジャパンに選出され第3回WBCに出場した実績も持つ、球界を代表する二塁手である。

 だが、今季のホークスで正二塁手は誰なのかと問われると、答えに窮してしまう。

 近年本多は、出番が減少傾向にある。'14年、死球骨折の影響からレギュラーを獲得したプロ2年目('07年)以降で出場試合数が初めて3桁に届かない94試合に終わると、復活を期したはずの昨季は61試合とさらに数字を落とした。打率は.228と低迷。盗塁もわずか5つ。8年続けていた2桁盗塁も途切れてしまった。

怪我に泣かされ続けた2015年シーズン。

 またしても怪我に泣かされた。開幕からレギュラーでスタートするも、4月12日のファイターズ戦でセーフティバントを試みた際に一塁ベースを踏み損ねて右足首を捻挫。一軍復帰までは約3カ月を要してしまった。その間に左打ちで俊足巧打が売りの明石健志をはじめ、ガッツマンの川島慶三や若手の高田知季が日替わり起用ながら首脳陣の期待に応え続けた。

 本多が戦列に戻ったところで、もう絶対的地位は残されていなかった。

 昨年のCSファイナルと日本シリーズがそれを象徴している。本多は8試合すべてベンチスタート。そして日本シリーズ全5戦でスタメン起用されたのは明石だった。本多にとって最大のライバルは、その大舞台で猛ハッスル。第3戦で本塁打を放つなど、16打数7安打6四球で打率.438、出塁率.609の好成績を残し、見事にシリーズ優秀選手賞をさらったのだった。

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