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ゴールドマン・サックス・六本木ロケッツ 「仕事が一流ならランニングは超一流? 最強チームに学ぶセルフマネジメント術」 

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松山梢

松山梢Kozue Matsuyama

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2012/12/16 08:00

ゴールドマン・サックス・六本木ロケッツ 「仕事が一流ならランニングは超一流? 最強チームに学ぶセルフマネジメント術」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama
世界の金融市場を動かす投資銀行、ゴールドマン・サックス。
24時間体制のハードワークが求められる多忙な毎日の中でも、
ランナーは一気に増加中。日々トレーニングに勤しんでいる!

好評発売中の雑誌Number Do『秋のランニング特集 忙しい人ほどよく走る!~あの人はいつどうやって走っているのか?~』より、全文公開です!

 ハロー、ロケッツ。

 マルチスポーツクラブ「六本木ロケッツ」のメンバー同士のメールは、こんな文面から始まる。メンバーは親しみを込めて「○○ロケット」と呼び合い、レース出場を「発射」と表現するなど、結束力の強さと雰囲気のよさがうかがえる。

早朝から深夜まで激務をこなしながらも、大会に優勝する実力派。

 中心メンバーのひとりでトライアスロン(オリンピックディスタンス)2時間9分台の記録を持つ秋葉茅麦さんも「和気あいあいと活動しています」と穏やかに笑うが、メンバーは早朝から深夜までの激務をこなすゴールドマン・サックスの社員たち。しかも今回話を聞いた主要メンバー全員が週5日以上トレーニングをこなし、8月に行なわれた「フライデーナイト・リレーマラソン」では、3時間リレーのコーポレート部門で優勝するほどの実力派チームなのだから驚きだ。

児玉美紀 Miki Kodama

「年齢は秘密」な証券部門の秘書さん。愛用のシューズはニュートン。

◆走る距離と頻度は?

スイムとバイクも含めて週5~6回

◆始めたきっかけ

4年前、トライアスロンに憧れて。

◆ベストタイム

01:52:00(ハーフ)

 もともとは「社員専用のジムで大量に汗をかいてハアハア言っているような」(秋葉さん)学生時代からスポーツを続けるエリートクラスのメンバーだけで活動していたという。ところがランニングブームの影響と、運動経験者などをリサーチする“社内マーケティング”の成果もあり、3年で約50人に急増。児玉美紀さんも、そんなメンバーのひとりだ。

「以前はまさか自分が入れるクラブだとは思っていませんでした(笑)。現在の男女比は7:3くらいですが、トライアスロンやフルマラソンに挑戦したいという新規メンバーがここ2、3カ月でも倍増しています。女性メンバーが増えたことで、私のように完走目的の人間でも気軽に参加できるようになりましたし、何より雰囲気が明るくなりましたね。女性メンバーが中心となり、六本木ヒルズから赤坂御所まで隔週でナイトランを楽しんでいます」(児玉さん)

「お客様にはランナーの方も多く、より深く打ち解けられます」

 ランニングだけでなく、自転車やトライアスロンなどメンバーが取り組む種目も様々。各々のレベルに合わせてレースに参加しているが、「走ることやレースに参加することがゴールではない」と秋葉さんは言う。

「社内で一緒の仕事をしている人間もいれば、全く関わりのない人間もいます。あくまでもクラブ活動はコミュニケーションツール。一緒に汗を流すことで、同僚としてだけでなく人間として深く関わることができる。お付き合いのある社外のお客様にはランナーの方も多いので、最近ではランニングの話を振ることで、より深く打ち解けることができますね」

【次ページ】 市場の動く時間帯の合間に、ジムでトレーニング!?

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