野村克也の名言
捕手の仕事は、理想というものを描いてから試合に臨むわけですから、私はいつも完全試合をイメージしていた。でも、理想と現実なんて重なりそうで重ならない。つまり、ぼやきというのは理想と現実の狭間をぼやいているわけです。
野村克也(プロ野球)
2012/06/02
現役時代から監督時代、そして解説者として活躍する現在も、野村克也はいつでもぼやいている。しかし、ぼやきが口をついて出るのは、自分が「理想主義者、完璧主義者」であるからと「自己弁護」。「みなさん私の美しい部分を全然無視してる。困ったことです」と、やっぱりぼやくのであった。
Number722号(2009/02/05)