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<私と旅ラン> 浅利そのみ 「地元の名産を味わうのも地方大会の楽しみ」 

text by

松山梢

松山梢Kozue Matsuyama

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photograph bySonomi Asari

posted2011/11/17 06:00

<私と旅ラン> 浅利そのみ 「地元の名産を味わうのも地方大会の楽しみ」<Number Web> photograph by Sonomi Asari
決まったルートも、お固いルールもないのが「旅ラン」。
100人いれば、100通りのカタチがそこにはある。
走りながら景色を眺めるのも、仲間との時間を楽しむのも、
もちろん美味しい食べ物に舌鼓を打つのもよし。
今回はラジオDJ・浅利そのみさんの
「旅+ランニング」を特別に教えてもらいました。
ウェブでは、雑誌未収録部分も盛り込んだ特別版をお届けします。

 ランニング番組の担当になったことがきっかけで走り始めた私にとって、走ることは仕事の一部。職場の目の前にある皇居で走っているとどうしても仕事モードになってしまうんです。でも、海外や地方大会に行くとすべてを忘れ“新しい私”で走ることができる。うれしくて、ついテンションがハイになってしまいます。

 NYやバンクーバーも印象的だったんですけど、「高橋尚子杯ぎふ清流マラソン」で、国内で地方に行く楽しさに開眼しました。金華山や長良川、岐阜城などコースの素晴らしいロケーションはもちろん、とにかく地元の人たちが温かくて。高校生が野球のユニフォームのまま応援してくれたり、声援をかけることにあまり慣れていないおじいちゃんやおばあちゃんが方言で応援しながらハイタッチしてくれたり。第一回大会なのに地元の人が総出で盛り上げている姿が印象的で、高橋尚子さんの人望をひしひしと感じました。

練習でも大会でも、レコーダーを持ってリポートしながら走る。

 次の日、古い街並みが残る川原町をサイクリングしたことも思い出に。大勢のランナーで賑わっていた前日とはまた違った雰囲気を肌で感じることができたし、ふと見つけたお茶屋さんに立ち寄ったり、念願だった飛騨牛をたらふく食べることもできました。地元の名産を味わうことも、地方大会に出場する楽しみですね。

 実は私、練習のときも大会に出場するときも、レコーダーを持ってリポートしながら走るんです。目の前に見えている風景をどう伝えるかを考えて仕事に生かす意味もありますが、自分だけでなくランナーやボランティアの声などを聞くと、その時の思いが蘇って大切な思い出になるんです。

【次ページ】 「神戸マラソン1000スマイル・プロジェクト(仮)」とは?

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