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探検家・角幡唯介「北極クライシス」《NumberPREMIERスペシャルトークショー》 NumberPREMIER会員は無料でライブ配信を視聴できます

日時
2024/10/11(金)19:00
形態
イベント/オンライン

探検家・作家の角幡唯介さんは、自分自身の行為についてこう書いています。

「旅は私にとって冒険でもある。冒険である以上、命の危険があるし、また勝負を懸けるにはそこに何か新しさがなければならないので、そう毎年のようにできるわけではない。しかし何年かに一度、そういうことをやらないと私は自分が腐ってしまう気がする。どこかで勝負を懸けなければ、過去の自分がただいたずらに延長され、先の読める予定調和に堕した行為を延々と繰り返すような人間になってしまうのではないかという恐れがあるのだ。だから自分を腐らせないために、表現主体をしての自分を過去から脱皮させて未来にむけて更新するために、何年かに一度は勝負を懸けた旅をしなければならない」(『極夜行』あとがきより)

 その勝負を懸けた探検のひとつ、冬の太陽の昇らない北極を3カ月歩くという旅を『極夜行』にまとめたのが2018年。この作品は、世の中に大きな衝撃を与え、Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞と大佛次郎賞をW受賞した。

 翌年からは、『極夜行』で一緒に旅した犬と、さらに数匹の犬を加えて犬橇を開始。犬橇の旅は年々スケールアップし、今年は14匹の犬と、グリーンランドからカナダまで往復約1350kmの旅をしている。

 毎回数カ月にわたる北極数千キロの旅で、何が起きているのか。何を見て、何に慄き、何と闘っているのか。今回のトークショーでは、死を意識せざるをえなかった絶体絶命のエピソードを中心に話してもらう。それでもなお、もっと遠くに行こうとする角幡唯介の「狂気」にも迫る――。

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NumberPREMIER会員の方は、無料でライブ配信をページ下部の画面で視聴可能です。アーカイブ配信もありますので、会場に来られない方はぜひこの機会にNumberPREMIER会員に! 月額プランは初月半額650円です。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

注意事項 必ず注意事項をご確認し、ご応募ください。

<出演者プロフィール>

角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)
探検家、作家。1976年、北海道芦別市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。同大探検部OB。2002年~03年冬に、長い間「謎の峡谷」と呼ばれていたチベット、ヤル・ツアンポー峡谷の未踏査地域を単独で探検し、空白部を調査した。03年に朝日新聞社に入社、08年に退職後、ネパール雪男捜索隊に参加する。09年冬、再び単独でツアンポーの探検に向かい、二度のツアンポー探検を描いた『空白の五マイル』で10年に開高健ノンフィクション賞、11年に大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞した。次作の『雪男は向こうからやって来た』は12年に新田次郎文学賞受賞。『アグルーカの行方』は13年に講談社ノンフィクション賞受賞。18年に『極夜行』でYahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞受賞。19年から北極での犬橇の旅を始め、『裸の大地 第一部 狩りと漂泊』『裸の大地 第二部 犬橇事始』にまとめている。エッセイに『探検家、36歳の憂鬱』『探検家、40歳の事情』など。

〈キャンセルについて〉
チケットご購入後のキャンセルは承っておりません。予めご了承いただけますようお願いいたします。また、チケットの譲渡はお控えください。

〈当日の注意事項〉
イベント中の録画、録音、撮影も禁止とさせていただきます。トーク終了後、質疑応答の時間も設けています。また角幡さんの著書をご持参の方にサインをしていただける予定です。

角幡唯介「北極クライシス」

開催日時
2024/10/11 19:00
場所
文藝春秋 西館地下ホール(東京都千代田区紀尾井町3-23) ※文藝春秋西館玄関から入っていただき、地下1Fまでお越しください
内容

※NumberPREMIER会員は、オンライン視聴可。後日、アーカイブ動画も配信します。

料金

3300円(税込/全席自由席)
オンラインライブ視聴はNumberPREMIER会員限定の配信となります

応募締切
2024/10/10 18:00

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