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《現役復帰表明》アリサ・リュウ、史上最年少13歳で全米女王になったスケーターの憧れは「ミシェル・クワン」<レポート/2020年>

2020.3.7 World Junior Championships
長らく栄光から遠ざかっていたアメリカ女子に突如現れた希望の星。14歳で2年連続の全米女王となった少女の目指す先とは―。(初出:Number PLUS FIGURE SKATING TRACE OF STARS 2019-2020シーズン総集編 [アメリカ女子の新星] アリサ・リュウ ロシアの牙城を崩す14歳の“女王”。)

「この大会に出られて嬉しかったし、順位にも満足しています」

 世界ジュニア選手権の記者会見で、アリサ・リュウはそうコメントし笑顔を見せた。13歳で最年少の全米女王になった昨季は、年齢が足りず同大会に不参加。ようやく初出場できた今季、ジャンプミスが出て3位に終わったが、現在シニアを含む女子で4回転ルッツとトリプルアクセルを両方跳ぶのは彼女だけだ。

「トリプルアクセルは、12歳の頃に練習をはじめて、2週間くらいで成功しました。4回転ルッツは、正確にはいつだったか覚えていないけれど3回転ルッツが一番得意なジャンプだったので、4回転を試してみたんです」

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photograph by Nobuaki Tanaka

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