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殿堂入りの“リアル岩田鉄五郎”山本昌は「投球術なんてなかった」。

posted2022/02/10 07:00

 
殿堂入りの“リアル岩田鉄五郎”山本昌は「投球術なんてなかった」。<Number Web> photograph by KYODO

同じく殿堂入りを果たしたヤクルト高津臣吾監督(右)、ゲストスピーチの古田敦也(中)と。古田と山本は同級生

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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KYODO

 ドラゴンズ一筋、32年間の現役生活の中で、史上最年長の41歳でのノーヒットノーランを達成し、日本球界初の50歳での登板を果たした山本昌――通算219勝を挙げ、沢村賞も獲得したレジェンド左腕の野球殿堂入りが決まった。

 130km台のストレートで3度の最多勝、最優秀防御率に加えて最多奪三振のタイトルまで獲ったことがある彼のピッチングを支えてきたのは投球術……などと言おうものなら、山本昌は真っ向から否定する。

「よくそうやって言っていただくんですけど、僕には投球術なんてものはなかったと思ってるんです。結果がよければ“術”のように見えるだけ。僕、仙人じゃないんでね(笑)」

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