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「こんな街中に競馬場が!」ターミナル駅から徒歩圏内で世界最大級の大型ビジョンに名物のB級グルメまで…“川崎競馬”をとことん楽しむ

posted2024/05/16 11:00

 
「こんな街中に競馬場が!」ターミナル駅から徒歩圏内で世界最大級の大型ビジョンに名物のB級グルメまで…“川崎競馬”をとことん楽しむ<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

ライトアップされたスタンド、芝生広場や子ども向け遊具がある内馬場、どこからでも大型ビジョンを見ながらレースを楽しめる

text by

石田敏徳

石田敏徳Toshinori Ishida

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photograph by

Takuya Sugiyama

都心からも至近で神奈川県の大都市・川崎市の街並みに溶け込む競馬場には、平日にもかかわらず多くのファンが足を運ぶ。人気のB級グルメを楽しみながらレースでは目の前を人馬が駆け抜ける――。一度訪れるとその魅力にハマること間違いなし!?

 箱根駅伝でお馴染みの国道15号線(第一京浜)を東京方面から走って多摩川の橋を渡ると、白い外壁のスタンドが左手に見える。神奈川県に入ってすぐの交差点脇、国道沿いに位置する川崎競馬場は最寄りの港町駅(京浜急行)から徒歩3分、川崎市の中心・川崎駅からも徒歩圏内(約15分)の至便な場所にある。ターミナル駅の周囲に広がる大繁華街とまさに隣り合わせ。コースの奥には高層マンションが建ち並び、初めて訪ねた人は「こんな街中に競馬場があるのか」と目を丸くするに違いない。

 ユニークな立地条件の半面、敷地面積の狭さは国内屈指。しかしコンパクトな場内には“見どころ”が盛りだくさんだ。まずは世界最大級のサイズを誇るドリームビジョン。同様のビジョンは内馬場に設置されるのが一般的だが、川崎競馬場のドリームビジョンは向正面の奥に設置されている。

 というわけで競馬場を訪れたら、内馬場の芝生広場にも足を運んでみたい。ベンチも設けられている広場からは、向正面を疾走する人馬の姿をすぐ近くで眺めることができる。中央の競馬場に比べ、馬との距離感が格段に近いのは川崎競馬の魅力。間近から見上げるビジョンの大きさとあわせ、その迫力に圧倒されること請け合いだ。

 一方でパドックや馬券売り場など、来場者にとってメインとなるエリアには2棟のスタンドが並ぶ。ゴール前の1号スタンドはレトロモダンな雰囲気、近代的な外観の2号スタンドの館内には、川崎競馬の歴史的名牝ロジータの名を冠したイベントスペースやフードコートもある。フードコートといえばB級グルメも外せないところ。ピリ辛の味付けとボリュームが人気の「馬王の焼きそば」を筆頭格に、タンメン、もつ煮込み、今川焼など、川崎競馬場には行列ができる人気グルメが数多い。色々と食べ比べ、自分だけのお気に入りを見つけよう。

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