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「ミトマの英語は頼もしい」米記者が絶賛…なぜ“三笘薫の現地動画”に驚いた? 「細かいミスはあるが…」「堪能さよりも『何を話すか』」―2022下半期 BEST5

posted2022/12/28 06:00

 
「ミトマの英語は頼もしい」米記者が絶賛…なぜ“三笘薫の現地動画”に驚いた? 「細かいミスはあるが…」「堪能さよりも『何を話すか』」―2022下半期 BEST5<Number Web> photograph by JMPA

「ミトマの英語は素晴らしい」。三笘薫が英語で取材対応する姿に、アメリカ人記者が感銘を受けた理由とは

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田中仰

田中仰Aogu Tanaka

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2022年の下半期(対象:9月~12月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。サッカー日本代表部門の第5位は、こちら!(初公開日 2022年11月25日/肩書などはすべて当時)。

11月上旬、Twitter上である投稿が話題になった。日本在住のアメリカ人記者が、サッカー日本代表・三笘薫のインタビュー動画に対して、「三笘が英語で取材に応える姿は頼もしい」「若い世代は英語を学ぶ重要性を理解しているようだ」といったコメントを投稿したのだ。なぜ三笘の英語に“頼もしさ”を感じたのか。投稿したダン・オロウィッツ記者(ジャパンタイムズ所属/36歳)に真意を聞いた。

◆◆◆

――ダンさんが11月7日に投稿したツイートが話題を呼びました。

ダン 正直、驚きましたね。私は日本に住んで15年以上になりますが、“バズる”ツイートはこれまでもありました。でも今回は、英語のツイートが日本のサッカーファンの間で広がった点が珍しい現象だと感じました。

「頼もしい」と感じた意外な理由

――三笘選手が現地メディアの取材に英語で応える動画に、「頼もしい」とコメントされていました。

ダン カタールW杯日本代表の26人中19人が海外組であるように、昨今、多くの日本人サッカー選手が国外でプレーしていますよね。おそらく彼らのほとんどは、同僚とコミュニケーションがとれていると思うんです。食事に行くなど、海外選手と親交を深めている選手も少なくないでしょう。ただ三笘選手の場合は、“ミックスゾーンの取材”にひとり英語で応えているところが素晴らしいなと感じたんです。

――というのは?

ダン 試合や競技直後に簡単な取材を行う形はあらゆる競技に見られますよね。その際、ミックスゾーンの取材と、事前にアポイントをとってのインタビューでは、態度が変わる選手を多く見てきました。インタビューでは、英語を十分に話せる選手でも、事前に「こういう質問がきたらこう応えよう」という、ある種の“定型文”を使う選手が少なくありません。でも三笘選手は違ったんです。

――たしかに日本人が日本語で応えるインタビューでも、「今のコメントは事前に言うと決めていたのかも」と感じることはありますね。

ダン それは「自分の言葉」で話しているかどうか、と言い換えられるかもしれません。この点は言語の堪能さそのものよりも大切なことで、三笘選手は普段使っているであろう言葉で自分の考えを伝えようとしていました。「(アシストしてくれた同僚のMF)アダム・ララーナのクロスは精度が高かった。自分が決めたゴールはアダムのゴールでもあった」といった具合に。

「もちろん、細かいミスはあります」

――三笘選手の英語は非常に高いレベルといえるのでしょうか。

【次ページ】 昔は「移籍後に言語を学ぶ」。しかし今は…

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