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ボルト今なにしてる? サッカー選手もすでに引退…「ファーストタッチがトランポリンみたい」と痛烈批判も、本人は「選択を間違ってしまったんだ」―2022上半期 BEST5

posted2022/09/21 06:00

 
ボルト今なにしてる? サッカー選手もすでに引退…「ファーストタッチがトランポリンみたい」と痛烈批判も、本人は「選択を間違ってしまったんだ」―2022上半期 BEST5<Number Web> photograph by Getty Images

2022年6月、ロンドンで行われたユニセフのチャリティーマッチに出場したボルト

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井川洋一

井川洋一Yoichi Igawa

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Getty Images

2022年の上半期(対象:4月~8月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。陸上部門の第5位は、こちら!(初公開日 2022年7月17日/肩書などはすべて当時)。

 日本時間7月16日から始まった世界陸上。この大会のかつての主役といえば、男子100mで世界を驚かせ続けたウサイン・ボルトだ。世界陸上の主役だった「人類最速の男」は引退後、何をしているのだろうか。

 ウサイン・ボルトが陸上競技から引退したのは今から5年前の2017年。この年の8月にロンドンで開催され、ラストレースとなった世界陸上では、100メートル走で銅メダルに終わり、400メートルリレーではアンカーを任されたものの、走行途中でハムストリングを負傷、最後は仲間の肩を借りてフィニッシュラインをなんとか越えた。オリンピックで8つの金メダルを獲得し、世界陸上で11回も1位になり、100メートル走と200メートル走の世界記録を持つ史上最高のスプリンターも、この時30歳。超人的なアスリートでさえ、寄る年波には勝てなかったということか。

どのクラブとも契約を締結することはなかった

 いや、少なくとも本人は、そう考えていなかったようだ。この年、ボルトは陸上競技と並ぶもうひとつの夢、プロのフットボーラーになる挑戦を始めたのだ。
  
「これは個人的な目標だ。人々がどう考えようが、オレは気にしない。これは夢であり、自分の人生の新しいチャプターであり、心からやってみたいことなんだ。もし、どうしてもやりたいことがあるなら、挑戦してどうなるか見てみたい」
  
 2017年10月にそう話したボルトは、翌2018年には南アフリカのマメロディ・サンダウンズ、ドイツのボルシア・ドルトムント、ノルウェーのストロムスゴッドセット、オーストラリアのセントラルコースト・マリナーズの練習や試合に参加。しかし最終的には、どのクラブとも契約を締結することはなかった。
  
 セントラルコースト・マリナーズにはプロ契約を打診されていたものの、提示された推定年俸15万オーストラリアドル(約1400万円)と自身の望む年俸(300万オーストラリアドルとも報じられた)に大きな差があり、合意に至らなかった(クラブ側がリーグに求めた財政援助も得られず)。また、マルタのヴァレッタから受けた2年契約のオファーも断っている。

ドルトムントで受けた厳しい評価

 ただし、彼がトライアルを受けた中でもっともレベルの高いドルトムントでは、コーチからはっきりと三行半を突きつけられている。

【次ページ】 彼のファーストタッチはトランポリンみたい

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