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「お世話になった野球への恩返しがしたい」現役引退から10年。松井秀喜がファンの応援と共に世界中で進める、野球普及の活動

posted2022/09/08 12:00

 
「お世話になった野球への恩返しがしたい」現役引退から10年。松井秀喜がファンの応援と共に世界中で進める、野球普及の活動<Number Web> photograph by Fumihiko Sugino

text by

福田剛

福田剛Tsuyoshi Fukuda

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Fumihiko Sugino

20年にわたり多くのファンを魅了した、松井秀喜。現役を引退後も野球普及の活動を続ける、その背景には野球への恩返しがあった。

 8月6日、アメリカ・ニューヨーク州郊外のグラウンドには、子ども達と一緒に野球を楽しむ松井秀喜の姿があった。

 地元の子ども達を対象に開催されたこの野球教室は、松井自らが主宰するNPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」によるもの。コロナ禍のためにおよそ3年ぶりに開催された。

 松井55ベースボールファウンデーションは2015年、多くの子ども達に野球の楽しさを伝え、野球を好きになってもらうことを目的に設立された。ファウンデーションの共同設立者であり、運営責任者でもある白井孝明は設立のきっかけを「野球界への恩返し」と語る。

「松井の人生の中で一番大きなものとして野球の存在があります。ファンのみなさんのサポート、応援をいただきながらプロ野球選手として、日米通算20年の現役生活を送ることができました。2012年に現役を引退し、今後の活動を一緒に考えたときに彼の口から出た言葉が『野球界への恩返し』でした」

NYを皮切りに、アフリカで野球を広めるサポートを

 これまでにアメリカではニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ペンシルバニア、そして日本では、東京、松井の生まれ故郷である石川、宮崎などで野球教室を開催。リトルリーグや野球団体にバットやボールなどの道具を寄付するなどの活動を行ってきた。

「この3年間は十分な活動ができなかったのですが、ニューヨークの野球教室を皮切りに、アフリカで野球を広めるサポートなど、さらに野球の発展に繫がる活動をスタートさせていきます」

 今年5月には、ナッジ株式会社との提携により、ファンがキャッシュレス決済を通してその活動をサポートできる「松井55ベースボールファウンデーションクラブ」も誕生した。このクラブのクレジットカードを利用すると、利用金額の一部が活動費として寄付される。

「資金的な援助だけではなく、我々の活動を応援したいというみなさんの気持ちも受け取れるのが、本当に嬉しいです」

 常にファンの期待に応え、夢を与えてくれた松井秀喜。今度は我々ファンが彼の夢をサポートする番なのかもしれない。

松井55ベースボールファウンデーションを応援できるクレジットカード誕生

クレジットカードを利用すると、利用金額の一部が「松井55ベースボールファウンデーション」の活動支援に充てられる。お申込みは特設サイトへ


サービス提供:ナッジ株式会社

Jリーグ・BリーグのスポーツチームやNPOなどがオリジナルのクレジットカードを1枚から発行できるプラットフォーム。大学のクラブや地元のスポーツ教室を応援するクレジットカードとしても活用できる。

提携カード発行に関するお問い合わせはこちらまで 

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