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《後継者問題》阿部慎之助が“1番手”ではない…巨人・原監督が明かした「次の監督」6人の候補と「1つだけ確実に言えること」とは?―2021-22 BEST5

posted2022/05/02 17:00

 
《後継者問題》阿部慎之助が“1番手”ではない…巨人・原監督が明かした「次の監督」6人の候補と「1つだけ確実に言えること」とは?―2021-22 BEST5<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

新たに3年契約を結んだ原監督が、自らの「後継者」に関する思うところを率直に語った

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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Nanae Suzuki

2021年から2022年(対象:12月~4月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。野球部門の第1位は、こちら!(初公開日 2021年12月14日/肩書などはすべて当時)。
巨人・原辰徳監督への直撃インタビューの第2回は、来季に向け元木大介ヘッドコーチ兼オフェンスチーフ、阿部慎之助作戦コーチ兼ディフェンスチーフ、桑田真澄投手チーフコーチとコーチ陣の役割分担を明確にした理由、そして新たに川相昌弘ファーム総監督や駒田徳広三軍監督ら巨人OBをスタッフに迎えてオールジャイアンツ体制を築いた狙いなどを聞いた。そして3年後に巨人軍監督となる自らの後継問題への考えを直撃する。(第1回はこちら

――来季に向けてシーズン終了と同時にまず着手したのが、コーチングスタッフの入れ替えと役割分担でした。特に一軍コーチの役割分担を明確化しました。

「これも1つ反省点ですね。この2年間を見てきて、僕は今年のスタッフはみんながあらゆる部門を見られる絶対的なコーチだということで、バッティングコーチだとか守備コーチだとか、走塁コーチだとか、そういうものを作らなかった。でもそれは間違いだったなと思います。

 総合コーチとなると歯車が合わなくなってきたとき……例えば打てない、あるいは守備が乱れたときに、そこに責任を持って正面からくる人がなかなかいなかった。これは僕がいけなかったなと思った。総合コーチという非常にアバウトな名称を作って『いろんなところ見られるんだよ』『だから遠慮しないでしっかり指導してくれよ』と考えていたわけです。でも、これは間違いだったと思っています」

コーチの責任を明確化した理由

――来シーズンは元木大介ヘッドコーチをオフェンスチーフ、阿部慎之助作戦コーチをディフェンスチーフとして、桑田真澄投手チーフコーチと共に、それぞれの責任を明確化しました。

「まあ極端な話、僕がいまそれぞれのコーチが何を指導しているのかを聞けるということです。バッティングにおいても、ピッチングにおいても、守備や走塁においても、きちんと役割が判っていれば、問題が起きたときには、それが非常にクリアになるし、対処も早くなる。そこは今年の反省の中でのことですね」

――スタッフ入れ替えの中で目を引いたことの1つには、ユニフォームは着ないですが、OBの川相昌弘さんのファーム総監督への就任もありました。

【次ページ】 「巨人には口では説明しきれない独特なものがある」

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