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青学レギュラーは“あの大手外食チェーン”に就職…箱根駅伝で「活躍した4年生」はどこへ行くのか?―2021-22 BEST5 

posted2022/04/29 06:01

 
青学レギュラーは“あの大手外食チェーン”に就職…箱根駅伝で「活躍した4年生」はどこへ行くのか?―2021-22 BEST5 <Number Web> photograph by AFLO

青山学院大学の総合優勝に終わった今年の箱根駅伝。各校の4年生ランナーたちの進路を追った

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佐藤俊

佐藤俊Shun Sato

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2021年から2022年(対象:12月~4月)まで、NumberWebで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。箱根駅伝部門の第4位は、こちら!(初公開日 2022年1月13日/肩書などはすべて当時)。
第98回箱根駅伝は青山学院大学が往路復路を制し、総合で10時間43分42秒の新記録を打ち立てて完全優勝を果たした。昨年の箱根は1、2年生の活躍が注目されたが、今回は4年生ら上級生の走りが目立った大会になった。彼らの多くは、卒業後も実業団で競技を続けるが、力がありながらも潔く引退する選手が目立つのも今年の進路の特徴のひとつだろう。

この春、卒業を迎える箱根ランナーの進路を追った(全2回の1回目/#2へ続く)。

青学大)主将飯田の「富士通」入社、一般企業組は?

 完全優勝を果たした青学大は、主将で4区3位と好走した飯田貴之が富士通、1区エントリーだったが当日変更で悔しさを噛みしめた湯原慶吾が小森コーポレーション、市川唯人が愛三工業に入社予定だ。

 注目は、飯田の富士通入社だろう。

 富士通は今年のニューイヤー駅伝で2区、4区がブレーキになって12位に終わっているが、東日本実業団駅伝ではHondaをかわして優勝している強豪だ。個に優れた選手が多く、東京五輪に出場した5000m日本代表の松枝博輝(順大卒)と坂東悠汰(法大卒)、マラソンの日本代表の中村匠吾(駒大卒)、またマラソンの日本記録保持者(2時間4分56秒)の鈴木健吾(神大卒)もいる。他にも塩尻和也(順大卒)、浦野雄平(国学大卒)、塩沢稀夕(東海大卒)ら力がある選手が在籍している。飯田は、3年目に伸び悩んで苦しんだが、春からは強い選手にもまれることでさらなる成長が望めそうだ。多種目でお手本がいることは、トラックからいずれマラソンを狙う飯田にとって最高の環境になるだろう。

 小森コーポレーションはニューイヤー駅伝こそ26位だったが、神戸駿介(駒大卒)ら若い世代に勢いがある選手が多い。湯原は2年の時、アンカーで優勝のゴールテープを切った後、故障もあって苦しんだが実業団で一皮むけて大きく成長できるか。

 ちなみに前回6区3位、今回は6区8位で運営管理車の原晋監督に「スマイル、スマイル」と声掛けされた高橋勇輝は現役を引退し、日本マクドナルドに入社予定だ。

順天堂大)九州勢は地元の実業団入り

 2位に躍進した順天堂大の卒業生は、それぞれの地元・九州で選手生活を送る選手が多い。

【次ページ】 東洋大)主将の宮下は「コニカミノルタ」へ

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飯田貴之
青山学院大学
順天堂大学
宮下隼人
東洋大学
森凪也
中央大学
木付琳
國學院大学

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