Sports Graphic NumberBACK NUMBER

「東芝ラグビーの遺伝子」とは何か? リーチとディアンズが語った、東芝ブレイブルーパス東京のハードワーク、レジェンドの存在。

posted2022/03/25 11:00

 
「東芝ラグビーの遺伝子」とは何か? リーチとディアンズが語った、東芝ブレイブルーパス東京のハードワーク、レジェンドの存在。<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

東芝ブレイブルーパス東京のリーチ マイケル(右)とワーナー・ディアンズ

text by

生島淳

生島淳Jun Ikushima

PROFILE

photograph by

Kiichi Matsumoto

 今年1月に開幕した「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(以下、リーグワン)。東芝ブレイブルーパス東京は選手たちの体を張ったプレーが徐々に実を結ぶようになり、かつて黄金時代を築いた東芝のハードワークの遺伝子が甦ってきたように見える。FWの中心として活躍しているのが、33歳のリーチ マイケルと19歳のワーナー・ディアンズだ。ブレイブルーパス、そして日本代表の顔でもあるリーチと、これからの日本ラグビー界を背負うディアンズの二人が、今季ここまでの戦いを語り合った。

――惜敗の試合が続きましたが、最近はチーム状態も上向いているように見えます。1月から3月上旬まで、振り返って手応えはいかがですか。

ディアンズ まずは、ラグビーができて楽しかったですね。ワイルドナイツ戦(2月19日、●18-30)、シャイニングアークス戦(2月26日、●21-22)は負けましたけど、ハードワークが表現できたし、それがイーグルス戦(3月5日、〇21-18)の逆転勝ちにつながったと思います。

リーチ トッド・ブラックアダーHCが就任して3季目になり、HCがやりたいことをみんなが理解し、一貫性のあるプレーができるようになってきました。負けた試合から得るものも多くて、うまくいかなかったことをチームとして勉強しています。これから東芝ブレイブルーパス東京は、どんどん強くなると思いますよ。

――ディアンズ選手は去年まで高校生でした。リーチ選手から見て、どうですか。

リーチ 入団する前から「絶対に化ける」と分かっていました。19歳とは思えないプレーが毎週見られて、将来、すごい選手になるのは間違いないです。

ディアンズ そんなことないです(笑)。まだまだです。

リーチ ワーナーは身長が201cmもあるのに手先が器用。当たりも強くて、ラインアウトもうまくて、速いパスも放れるし、日本語も話せる。世界的に見ても、彼のようなLOはなかなかいないです。これからもっと身体が大きくなり、ゲームの理解度も高くなって、毎週のように成長していくと思います。

――ディアンズ選手にとって、リーチ選手はどんな先輩ですか。

ディアンズ 様々な経験をされている方なので、いろいろ吸収したいと思っています。普段から分からないことがあれば質問していますし、親身に接してもらっています。試合前の準備、試合中のリーダーシップ、試合後のリカバリーまで、見ていてすべて勉強になります。

リーチ 高校の試合は60分だから、ワーナーにとってリーグワンの80分の試合はキツかったんじゃない?

【次ページ】 リーチ「すぐにブレイブルーパスに入って正解」

1 2 3 NEXT

ページトップ