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金哲彦・柏原竜二・小川壮太も納得 HOKA ONE ONEの新作「CARBON X 2」の履き心地は?

posted2021/03/15 10:00

 
金哲彦・柏原竜二・小川壮太も納得 HOKA ONE ONEの新作「CARBON X 2」の履き心地は?<Number Web> photograph by Miki Fukano

(写真左から)金哲彦さん、柏原竜二さん、小川壮太さん。今年1月発売のカーボン X 2の履き心地について聞いた。

text by

和田悟志

和田悟志Satoshi Wada

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Miki Fukano

「製品開発のスピードがめちゃくちゃ早いですよね。構造がどんどん洗練されていって、アッパーのフィット感が飛躍的に高まったし、安定感もすごい!」

 マラソンや駅伝の解説でもおなじみのランニングコーチ、金哲彦さんが手にしていたのはHOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)のカーボンプレートを搭載したCARBON X 2(カーボン X 2)というシューズ。前モデルからの進化に、金さんは驚きを隠せなかった。

 前モデルのカーボン エックスは2019年5月に登場した。その発売を前に開催されたイベント「PROJECT CARBON X(プロジェクト カーボン X)」では、ホカ オネオネ契約アスリートでウルトラランナーのジム・ウォームズレー選手がこのシューズを履いて50マイルの世界記録を樹立している。また、トップアスリートばかりでなく、長距離レーサー向けのカーボンプレート搭載シューズとして、あらゆるレベルのランナーの支持を集め、トレーニングでもレースでも履くことができる1足だった。

 そのカーボン Xが、今年1月に全面リニューアルされ、新たにカーボン X 2が発売された。装いもガラリと変わり、見た目にもその進化を見てとることができる。どのメーカーもマイナーチェンジを繰り返し毎年アップデートされたニューモデルのシューズを発売しているが、カーボン X 2はわずか1年半という短期間で大きくアップデートされたのだから、金さんが驚くのも無理はない。

通気性、ホールド感がアップ!

「“長く、楽に、速く走れる”という基本的なコンセプトは踏襲しながらも、シューズの性能を構造やマテリアルを見直すことで全体的にグレードアップしています」

 こう話すのは、日本でホカ オネオネを展開するデッカーズジャパンの青木亮輔さん。アッパーもソールも大幅にリニューアルしたとはいえ、ホカ オネオネのシューズ哲学はブレさせることなく、その技術を新たな1足に詰め込んだ。

 アッパーには前モデルに続きエンジニアードメッシュ素材を使用しているが、より通気性を高めた。また、シュータンにはマチが付いており、土踏まずから甲までをしっかりとホールドしてくれる。さらに、踵部のプルタブも大きく変わった。

「前モデルは、シューズを着脱する時に引っ張れるようなループが付いていたんですけど、カーボン X 2はアキレス腱を包み込む一体型のプルタブになっています。結果的に、着脱をしやすく、アキレス腱までをきっちりとホールドしてくれます。マチ付きのシュータンと踵の構造のおかげで、ホールド感が高くなり、シューズの中で足がよりブレにくくなりました」(青木さん)

【次ページ】 楽に長く走れるカーボン X 2

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