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巨人、阪神、中日、DeNA、日本ハム。
オフシーズンの配信番組が面白い。 

text by

谷川良介

谷川良介Ryosuke Tanikawa

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photograph byHANSHIN Tigers

posted2019/12/13 10:30

巨人、阪神、中日、DeNA、日本ハム。オフシーズンの配信番組が面白い。<Number Web> photograph by HANSHIN Tigers

「虎視探々」でインタビュアーとなった渡部建さん(左)と近本光司。さまざまなコンテンツで今季を振り返りたい。

梅野、矢野監督にもこの1年を直撃。

 また、ファンの間でも話題のSNS発信の真意や結婚観、オフにやりたいことなどプライベートな質問まで話題は広がる。渡部さんのトーク力のなせる業かもしれないが、屈託のない笑顔で話す姿に、どの球団ファンも好感を持つ人が多いのではないだろうか。

 新人王は逃したものの、渡部さんも驚いた「ポジティブ」な思考に、来季の躍進も確信してしまう。「3割、30本も!」と期待をかけられると、「さすがに難しい」と本音で話すあたりがまた、憎い。

 これに続き、第2回は阪神の正捕手の座を掴んだキャッチャー梅野隆太郎、第3回は若手選手を積極起用してCS進出まで導いた矢野燿大監督がそれぞれの1年を振り返っている。ここでは多くは語らない。試合シーンとともにコンパクトにまとめられたインタビュー映像をぜひ、楽しんでほしい。

中日、DeNA、田中賢介特集も。

 また、DAZNでは地方局の球団番組の配信にも力を入れている。

 CBC制作の中日ドラゴンズ応援番組「サンデードラゴンズ」では、秋季キャンプから自主トレ、春のキャンプの模様を届け、来季へ巻き返しを図るドラゴンズの様子を放送。tvk制作の「ベイスターズ魂」では、メキシコリーグのプレーを経て、現役引退したOB荒波翔がMCを務め、選手たちの真剣な表情のほか、オフならではのユニークな姿もお届けする。

 今季限りで現役を退いた日本ハム・田中賢介の密着ドキュメントも多くの人に見てほしい仕上がりとなった。

 シーズン前に引退を発表し、最後のシーズンと位置づけた今季。ラストゲーム直前の心境やセレモニーなどの映像を見ながら、田中本人が野球人生を大いに振り返っている。永久保存版となる引退選手特集が見ることができるのも、“配信時代”となった現代の恩恵かもしれない。また、北海道のスポーツ情報を発信するuhb制作の「みんスポSATURDAY」を「FIGHTERS THIS WEEK」として特別編集している。日本ハムファンはそちらも見逃せないだろう。

 オフも充実のラインナップを誇るDAZNのNPB特集。今のうちにしっかりとシーズンを振り返り、“令和初の開幕戦”にむけて準備を進めてみてはいかがだろうか。

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