Sports Graphic NumberBACK NUMBER

うまさで選ばれて『本麒麟』金賞三冠※受賞!
長友佑都「世界で評価されるために必要なこと」

posted2019/11/08 00:00

 
うまさで選ばれて『本麒麟』金賞三冠※受賞!長友佑都「世界で評価されるために必要なこと」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

リキュール(発泡性)①

text by

細江克弥

細江克弥Katsuya Hosoe

PROFILE

photograph by

Takuya Sugiyama

2010年に欧州移籍を果たし、10年目を迎えた長友佑都。日本の商品でありながら世界で味が認められた『本麒麟』。長友のコメントを読み解くと、両者には共通点が存在した。

 長友佑都の目の前には、黄金色に輝くグラスと赤い350ml缶がある。その赤い缶と同じデザインのジャンパーを着たスタッフが、真剣な表情でこう切り出した。

「長友選手に『本麒麟が金賞三冠を受賞しました』とお伝えに来ました」

 まだ手も口も付けていないグラスにチラリと目を遣り、ニヤリと口角を上げて長友は言った。

「それは本当に素晴らしい。おめでとうございますと伝えたいです。サッカーの世界では、三冠なんて“夢のまた夢”という話。ますます飲んでみたいですね(笑)」

 インタビュー開始からすでに1時間。タイミングを見計らったスタッフがグラスを取り上げ、キンキンに冷えた本麒麟を注ぎ直して「ぜひ」と促した。そうしてついに本麒麟を味わった長友のリアクションは、それこそ金賞モノだった。

「……ぅぅんま! えっ? これはうまいわ。冗談抜きで。うまい。うまいですよ、ホントに」

 そう話してまたゴクリ。感想を伝えるより、とりあえず飲みたい。ひと呼吸置いて、さらにゴクリ。それから少し首を傾げて「うーん」と唸った。

「これはもう、芸術ですよね。ホントに。こんなにおいしい商品を作れるなんて」

 サービス精神にしては旺盛過ぎると感じるほどのリアルな表情をしているから、おそらく本当にうまいのだろう。その気持ちがストレートに伝わってきて、見ているこちらも喉が鳴った。

「本麒麟」が目指す次のステージ。

 日頃からお酒を嗜む人なら、「本麒麟がものすごく売れている」という噂を耳にしたことがあるに違いない。

 発売は'18年3月。売上は3カ月で1億本超(350ml換算)。1年後にはキリンビール新商品で過去10年間における最大販売数を刻み、'19年5月には5億本の大台に乗せた。いわゆる“新ジャンル”で苦戦を続けていたキリンビールにとって、大胆にも社名を冠した本麒麟はまさに起死回生の大ヒット商品となった。

 しかもその過程で、本麒麟は国内外の重要なコンペティションで3つの金賞を受賞した。キリンビールでももちろん、同三冠を達成したのは史上初の快挙だ。'19年は年間販売目標を上方修正するなど、快進撃は止まらない。

 次に目指すのは、日本でも世界でも手に入れ始めたこの評価を、少しでも長く持続させること。サッカー界の第一線で活躍し続け、国際試合に120試合以上に出場している長友は、まさに本麒麟の目標を体現する一人だ。だからこそ、彼の言葉にヒントを求めた。「世界で評価されるために必要なこと」とは、いったい何か。

【次ページ】 世界最高峰で感じるプレッシャー。

※インターナショナル・ビアカップ2018年「フリースタイルライトラガー部門」金賞*、モンドセレクション2019年「ビール、水&ノンアルコール飲料部門」金賞、メルボルンインターナショナルビアコンペティション2019年「インターナショナルスタイルラガー部門」金賞(*インターナショナル・ビアカップ2018年はリニューアル前の商品にて受賞しています)

1 2 3 NEXT

ページトップ