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ニチバン×JFA 共創プロジェクト
「SOCCER MEDICAL CAMP」に秘められた思い

posted2019/10/30 11:00

 
ニチバン×JFA 共創プロジェクト「SOCCER MEDICAL CAMP」に秘められた思い<Number Web> photograph by nichiban

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細江克弥

細江克弥Katsuya Hosoe

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 去る9月17日、JFA(日本サッカー協会)はJFAハウス(東京都・文京区)にて『JYD スポーツマーケティングカンファレンス ~スポーツを通じた共創を考える~』を開催した。

「JYD」とは、JFA(日本サッカー協会)が2016年に発足したプログラム「JFA Youth & Development Programme」のこと。日本サッカーの継続的な発展のためにはサッカーのさらなる普及と次世代選手の育成が不可欠であり、ユース年代のみならず、シニア、女子、フットサル、ビーチサッカー、技術関連事業まで、日本サッカーの基盤を支える各領域を一元管理のもとで運営し、さらなる充実を図ろうとするこの活動は、スタートから4年目を迎えて新たな局面を迎えつつある。

 最も大きな変化として期待されているのが、パートナー企業との向き合い方だ。従来型のスポーツ協賛は「看板広告」などの枠組みに限定されていたが、JFAは、JYDを通じて企業とともに“共創”による新たなパートナーシップの形を模索。『JYD スポーツマーケティングカンファレンス ~スポーツを通じた共創を考える~』では、現時点で実現しているフットボールイノベーションとソーシャルイノベーションの取り組みについて発表された。

 トヨタ自動車(株)はキッズ巡回活動、キリンビバレッジ(株)は子どもの熱中症対策、アイリスオーヤマ(株)はスポーツ施設の整備推進、(株)モルテンはサッカーボールの開発、(株)明治は次世代選手のカラダづくりと、各パートナー企業がそれぞれの強みを発揮しているJYDとの“共創”を発表。同じく「JYD」発足当初からオフィシャルパートーナーとして活動しているニチバン(株)は、テーピングや絆創膏のメーカーとして、特にメディカル分野におけるプロジェクトについて説明した。

【次ページ】 日本サッカーをメディカルから強く。

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