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上原浩治が選ぶ『夢のオールスター』
セ・パ最強メンバーはこの20人!

posted2019/07/03 16:00

 
上原浩治が選ぶ『夢のオールスター』セ・パ最強メンバーはこの20人!<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

text by

石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

PROFILE

photograph by

Kiichi Matsumoto

「プロ野球選手にとってオールスターは名誉な場所ですし、最高の舞台のひとつです」と上原浩治は実感を込めて語る。

 日本球界では沢村賞を獲得し、メジャー時代にはワールドシリーズで胴上げ投手、そして史上初となる日米通算100勝100セーブ100ホールドを達成するなど偉大な功績を残してきた、まさに球界のレジェンド。20年にもわたるキャリアを終え今年5月に惜しまれながら引退を表明した上原が選ぶ『夢のオールスター』とは果たして誰なのか?

セントラルリーグ

1 二塁手  山田哲人(ヤクルト)

史上初“トリプルスリー”を3度達成。

「言うまでもなく走攻守そろった、球界最高の選手のひとりですね」

2 遊撃手  坂本勇人(巨人)

今季、36試合連続出塁のセ・リーグ新記録を樹立。

「すでに昨年を超えている本塁打。抜群の存在感がありますね」

3 中堅手  丸佳浩(巨人)

移籍一年目ですでにジャイアンツの“顔”。

「打率・本塁打・打点・守備、すべてがそろった選手。球宴での活躍にも期待大です」

4 右翼手  鈴木誠也(広島)

広島が誇る若き四番打者。

「長打力はもちろん、今季は打率も高い。脚も肩もあり、ピッチャーからすると非常に頼もしい選手です」

5 左翼手  筒香嘉智(DeNA)

DeNAのキャプテンであり全日本の主砲。

「好不調の波はあるけど、決してあなどれない選手。ホームランの飛距離は素晴らしいものがあります」

6 DH  バレンティン(ヤクルト)

NPBシーズン本塁打記録保持者(2013年、60本)。昨季は初の打点王を獲得。

「とにかく、ここ一番の勝負強さと一発が魅力。ピッチャーからすると怖い選手ですね」

7 一塁手  バティスタ(広島)

ドミニカのカープアカデミー出身。平成最後のホームランを放った長距離砲。

「とにかくバットスイングの速さとあの長打力は素晴らしいものがありますね」

8 三塁手  高橋周平(中日)

今季から中日のキャプテンに就任。潜在能力がついに覚醒。

「セ・リーグの首位打者。これからの中日を引っぱって行く選手」

9 捕手  梅野隆太郎(阪神)

阪神を牽引する正捕手。平成最後のサイクルヒット達成者。

「リーグ2位のチーム防御率は彼の頑張りが大きい。打率も2割台後半ですし、バッティングがいいのも魅力ですね」

P 投手  ジョンソン(阪神)

今年加入した虎のセットアッパー。速球と多彩な変化球を武器にここまで28試合を投げ防御率0.64(以下データは交流戦終了時。以下同)と活躍。

「広島の大瀬良大地と悩んだけど、やはりこの防御率の数字は無視できない。ピッチングに緩急があり、打ち崩すのはかなり難しい投手だと思いますね」

パシフィックリーグ

1 中堅手  秋山翔吾(西武)

打率もさることながら高い出塁率と長打率を誇る、パ・リーグ最高打者のひとり。

「広角に打ち分ける安打製造機。ピッチャーから見ると非常に攻めづらい。ウィークポイントの少ないバッター」

2 遊撃手  茂木栄五郎(楽天)

長打も打てるリードオフマン。昨季の不振から見事に復調。

「浅村同様、好調楽天の立役者。特攻隊長として機能しており、塁に出すとやっかいな選手です」

3 二塁手  浅村栄斗(楽天)

FA移籍によるプレッシャーを感じさせない、今季好調の楽天のキーマン。

「精神力の強さを感じさせますよね。広角に長打を打てる、投手にとってはとても嫌なタイプ」

4 一塁手  山川穂高(西武)

西武“山賊打線”の中心人物。昨シーズンの本塁打王。

「パワーがありながらも柔らかいバッティング。常に一発を狙える能力は素晴らしい」

5 左翼手  近藤健介(日本ハム)

ヒットゾーンが広い、アベレージヒッター。外野に加え、今季はサードの守備にもつく強肩の持ち主。

「秋山同様、彼も広角に打ち分けることのできる安打製造機。どんなタイプのピッチャーにも対応することができる」

6 三塁手  レアード(ロッテ)

サービス精神旺盛な“スシボーイ”。今季はロッテへ移籍し、好調を維持。

「本塁打王を獲った長打力と安定した守備。トータルバランスがいい選手ですね」

7 DH  中村剛也(西武)

故障を乗り越えた、“本塁打王6回”の存在感。

「交流戦での好調さをキープして、豪快な一発をみせてほしいです」

8 捕手  森友哉(西武)

昨季の西武のリーグ優勝、立役者のひとり。現在、パ・リーグの首位打者争いを演じている。

「小さい体に秘めたパンチ力。打てるキャッチャーはやっぱり魅力的ですね」

9 右翼手  大田泰示(日本ハム)

巨人から日本ハムへ移籍して3年目。今季、全球団からの本塁打を達成。

「元々能力が高いことはわかっていたけど、ようやく開花し始めた感じ。長打力に加え肩が強いのも魅力」

P 投手  千賀滉大(ソフトバンク)or 山本由伸(オリックス)

今季、山本は防御率1.85、千賀は1.96とパ・リーグを代表するピッチャー。ともに直球に加え抜群に切れるフォークが持ち味。

「すみません、どちらか選べません(笑)。千賀は日本のエースクラス。山本は打線が点を取れない中、がんばっている。自分なら気持ちが切れてもおかしくない」

 以上が上原の選んだ『夢のオールスター』だ。やはり春先まで現役だったこともあり、自身が対戦、もしくは投げ合いを想定した場合に強敵となりうる選手がリアルに選出されている。

「基本的には現在の成績で選ばせてもらいました。オールスターは夢の舞台。選出された選手たちには、プロ野球ファンがドキドキするような対戦や試合をしてもらいたいですね。僕もグラウンドの外から楽しみに観させてもらいます」

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