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今年もJリーグは金曜日に開幕!
見どころ満載の「金J」関西ダービーを見逃すな。

posted2019/02/21 14:20

 
今年もJリーグは金曜日に開幕!見どころ満載の「金J」関西ダービーを見逃すな。<Number Web> photograph by J.LEAGUE

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細江克弥

細江克弥Katsuya Hosoe

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J.LEAGUE

 Jリーグの対戦スケジュールを自動作成するシステム「日程くん」が、また今年もいい仕事をしてくれた。

 2月22日、1963年に世界スカウト会議で制定された「世界友情の日」に2019シーズンの開幕戦で対峙するのは、セレッソ大阪とヴィッセル神戸である。昨季と同様、今季の開幕戦も金曜日開催の“金J”にて開催される。このイベントを盛り上げるべく試合以外にもさまざまなサプライズが予定されており、当日のプログラムを知ったアンドレス・イニエスタが「いい感じ」とコメントしたそうだから、いったい何が起こるのか、どんなゲームになるのか楽しみだ。

 もちろん因縁の対決は白熱するだろう。言わずもがな関西にホームタウンを構えるライバルであり、ダービーマッチには20年以上の歴史がある。今オフにはC大阪から神戸へ、あの山口蛍が移籍するというちょっとした騒動もあった。「因縁の対決」と称されるフライデーナイトの決戦は、新シーズン開幕にふさわしい盛り上がりが見られそうだ。

C大阪、神戸の似ている状況とは。

 もっとも、両者が直面する“新しいサッカー”への適応にはある程度の時間を要するだろう。

 尹晶煥・前監督が率いた昨季までのC大阪は、組織的な守備の構築に力を注いできた。しかし今季から指揮権を握るロティーナは主体的かつ積極的なポゼッションスタイルを志向する。

 タイと宮崎で行なわれたキャンプでは実戦をできるだけ多く行ない戦術の落とし込みを図り、フィジカルへの負荷を重視したトレーニングには多くの時間を割かなかったという。2月17日にはJ2レノファ山口FCとプレシーズンマッチを行なったが、いまだ模索中の攻撃面では結果を残せず、0-1と完封負けを喫した。スタイルの変更にはもう少しの時間がかかりそうだ。

 状況は神戸も似ている。

 昨季途中に就任したリージョはやはりロティーナと同じく主導権を握ろうとするスタイルを志すが、昨季はイニエスタやポドルスキの個人能力に頼る局面も少なくなかった。そうしたスタイルの浸透は発展途上にあり、今オフにMLS(メジャーリーグサッカー)からの招待を受けて参加したアメリカ遠征は1分1敗。取り組んでいるサッカーの手応えを口にする選手も少なくないが、やはりスタイルを構築するのは簡単ではなさそうだ。その完成にはまだ相当の時間を必要とする。

 だからこそ、開幕戦での勝利は両者にとって絶好のカンフル剤となるだろう。金曜日に1試合だけ行なわれる開幕戦はもちろん注目度も高い。重ね重ね、いつも絶妙なタイミングで絶妙な対戦カードを組む「日程くん」の仕事には「お見事」と言いたくなる。

【次ページ】 金曜日に数多くの注目カードが。

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