サッカー日本代表はワールドカップ・南アフリカ大会に向けて最終予選を戦い続け、本大会出場権獲得にあと一歩のところまで辿り着いた。
非常に難しいこの時期をどう戦い抜くべきなのか? さらに本大会に向けて岡田ジャパンがこれから歩む道はどうあるべきなのか?
元代表監督であるジーコ氏(現CSKAモスクワ監督)に緊急インタビューを申し込んだ。
――まず、岡田監督へのメディアやファンの評価は、時として厳しいものがあります。あなたも就任以来、批判的な報道やファンの厳しい視線にさらされてきました。
「いかなる職業であってもそれを長く続けていこうとすると、どうしても批判というものは出てくる。わずかでも過ちを犯せばすぐに批判だ。だが私は4年前、重圧にさらされることをむしろ楽しんでいたんだよ。プレッシャーをとても重く感じるようであれば、生ビールでも飲みに行けばいいと考えることにしてね。サッカーの世界では重圧は付き物さ。だからメディアから批判されようと世間が騒ぐほど負担に感じることもなかったし、私の考え方や行動を変えることもなかったんだ」
最終予選を戦い抜くために真に必要なものとは?
――チーム作りのうえで、とくにあなたが心がけていたことは何でしょうか? 最終予選を戦いぬくために、チームに必要なことは何だと考えていましたか。
「2002年の日韓ワールドカップ大会後、私はすぐに日本代表監督に就任したわけだが、そのときから2006年のドイツ大会を睨んで、長期的な展望に立った仕事をすることになった。当然ながら、4年後を考えての選手たちの入れ替えを行なわなければならなかったのだが……その際に私が心がけたのは、代表チーム内の雰囲気をできるかぎり良いものにしようということだ。すでに選手たちは大きな愛情とリスペクトを持って私に接してくれていたんだよ」
――2005年テヘランでの最終予選イラン戦で2-1と敗れ、その後のキリンカップでペルー、UAEに連敗してしまいました。6月の最終予選バーレーン戦、1-0と辛勝はしましたが、あのときのチームの雰囲気はどうだったのでしょうか。
「イランに負けるなど、誰が想像できただろう? しかしそれでも慌てることはなかったんだ。君の言うペルーやUAEとの試合は親善試合であり、日本にいる選手だけで戦った試合だし。ワールドカップ予選に臨むチームとは異なるチームだった。だからバーレーン戦を前に、落ち込んでしまうようなことはなかったんだ。いや、むしろその反対さ。チーム内の雰囲気はとても良くなっていた。選手たちはみんな自信を持っていたし、バーレーン戦に向けて集中もしていたしね。あのゲームに勝てば、実質上、ワールドカップ出場を決められると分かっていたから。困難な状況となっても、私は自信を失うことはなかったよ」
大事な一戦を前に、選手に伝えたこと。
――そのバーレーン戦に勝利するために、選手たちにはどのような指示を与えていたのですか。
「最終予選のあの大切な一戦の前に話したのは、この試合がとても重要なものであり、この試合を落とせばその後の戦いがきわめて厳しいものになるということだけだ。勝利さえすれば我々をとりまく状況は一気に良くなる、とも言った。
あの時つらかったのは、小野伸二を試合2日前に失ってしまったことだ。疲労骨折だったのだが……。しかし選手たちは全員、自信を持っていたし、勝利によって努力は報われた」
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スペシャルメッセージ
ジーコ緊急インタビュー 「岡田監督を信じて、戦い続けよ!」
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