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40歳・Jリーガー20年目を迎えた
中澤佑二が今も現役で活躍できる理由。

posted2018/11/14 11:00

 
40歳・Jリーガー20年目を迎えた中澤佑二が今も現役で活躍できる理由。<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

text by

林田順子

林田順子Junko Hayashida

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Kiichi Matsumoto

「40歳から自分の身体がどうなっていくかというのに興味もあったし、色々な考えをもってトライをしてきた年だと思います」と、今年プロ20年目を迎え、40歳になった中澤佑二は節目の年を振り返る。
「今はとにかく明るく元気にプレーしたい。それだけです」と話す彼が長く現役でいるために考えていることとは――3つのポイントを教えてもらった。

1. ケガをしないための身体作り。

 40歳でプレーできる秘訣って、よく聞かれるのですが、僕自身はとにかくケガをしないための身体作りといかにパフォーマンスを向上させるかが大切だと思っています。

 今年、積極的に取り組んできたのは肉体的な衰えをカバーするためのフィジカルトレーニング。

 もうひとつは食事と睡眠。年を重ねれば重ねるほど、疲れが抜けにくくなるので、練習の疲れは翌日に残さないように、しっかりとした食事と質の高い睡眠を大事にしています。

 とはいえ、食事は自分にとってひとつのリフレッシュにもなっているので、今はあまり細かくはやっていません。最低限揚げ物や油っこいもの、お肉の脂身なんかは避ける。唐揚げ食べたい!ってときもあるけど、1個食べちゃうと止まらなくなってしまうので、それは引退後の楽しみにとってあります(笑)。

 みんな炭水化物を抜きがちですが、身体を動かす栄養、エネルギーになりますし、あまり抜くとケガに繋がるのではないかと僕は思っています。だからしっかりと炭水化物も食べていますね。

 あとはオフの日もダラダラしないこと。とにかく午前中に外に出て、散歩などで身体を動かす。朝起きて、日光を浴びて、身体の調子を整えるというのは大事ですね。

【次ページ】 2. “できる、できない”ではなく、“やるか、やらないか”。

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