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マネ、レバンドフスキ、香川……。
クロップ最高傑作がW杯でバトル! 

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遠藤孝輔

遠藤孝輔Kosuke Endo

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photograph byGetty Images

posted2018/06/07 17:30

マネ、レバンドフスキ、香川……。クロップ最高傑作がW杯でバトル!<Number Web> photograph by Getty Images

満面の笑みを浮かべるマネ(左)とクロップ監督。教え子の多いグループH、どこを応援するのかちょっと難しい?

ケガした盟友の治療費の負担を申し出。

 それは先日、地元メディア『So foot』のインタビューに応じたセネガル代表のベテランGK、カディム・ヌディアイェの言葉からもうかがえるだろう。

「小さな天才さ。彼は若い。でも、高いクオリティと風格を持った真のリーダーなんだ。誰もがあいつをリスペクトしているよ。キミは最近、彼がやったことを知っているか? ムボジ・カラが怪我をした時に、治療費の負担を申し出たんだよ。あれはカラを泣かせるジェスチャーだったし、サディオを象徴していたね。あいつは親切で、友人を大切にしている。それにスター気取りしない。謙虚なヤツなんだ」

 エムボジが膝に重傷を負ったのは昨年12月。それから約半年もこのエピソードが明かされなかったわけだ。マネの人間性を物語る秘蔵エピソードは、他にもたくさん存在するだろう。どれだけ周囲に持て囃されても、自身を「ノーマル・ワン」と表するなど“庶民派”のクロップが、マネに愛情を注ぐのは当然と言えるかもしれない。

 マネ、レバンドフスキ、香川、そして新弟子候補に挙がるハメスのうち、グループHで最も大きな輝きを放つのは誰か。クロップ・チルドレンとその候補者のパフォーマンスに要注目だ。

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