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中田英寿が語った代表監督交代劇。
「僕が考える日本らしいサッカーとは」 

text by

鈴木忠平(Number編集部)

鈴木忠平(Number編集部)Tadahira Suzuki

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photograph byYuki Suenaga

posted2018/04/13 16:00

中田英寿が語った代表監督交代劇。「僕が考える日本らしいサッカーとは」<Number Web> photograph by Yuki Suenaga

NSBC第2期の第1回講師として参加した中田英寿氏。ビジネスにサッカーに、縦横無尽に語った。

もう少し早く何か方法がなかったか。

 ビジネスでお金を得ることが目的なのではなく、好きなことをして幸せに生きるための手段としてビジネスがあるという考え方だ。

 サッカーの現場を離れた理由に、会場の一同が納得したところで、そんな中田氏がワールドカップ2カ月前に監督を解任した日本代表をどう見ているのか。編集長・松井一晃が問うと、こんな答えが返ってきた。

「2カ月前に監督が辞めるということですが、もう少し早く何か方法がなかったのかなとは思います。たとえ、良い結果が出たとしても次の選択への判断材料にならない気がします。

 次のワールドカップへ向けて、そこまでどうやってきて、その結果がどうなったのか。長い歴史で見た時に、今回だけの話で終わってしまうのではないでしょうか」

トルシエは細かく細かくやったからこそ。

 では、海外で日本の素晴らしさを知ったという中田氏には、日本人らしいサッカーとはどのようなものだと映っているのだろうか。

「日本人の選手は基本的に勤勉というか、真面目に指示されたことはきちんとやる。僕はうるさいなと思っていましたけど、トルシエは細かく細かくやったからこそ、チームが成熟したんじゃないかなという気がします。

 だから、きちんとした組織のルールづくりをバランス良くできれば……。どういう動きをして、どうパスをまわせばチャンスがつくれるか。パターンをたくさん覚えていった方が確率はいいんじゃないかと思います。それができるだけの真面目さと能力はあると思います」

【次ページ】 指導者は辛いですよ。僕は小学校から……。

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