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藤澤五月「誇りをもって氷の上に」
カーリング女子、喜びはまだ先に! 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

PROFILE

photograph byNaoya Sanuki/JMPA

posted2018/02/22 18:00

藤澤五月「誇りをもって氷の上に」カーリング女子、喜びはまだ先に!<Number Web> photograph by Naoya Sanuki/JMPA

準決勝進出決定後、藤澤(左)は「今の試合(スイス戦)でもたくさん課題があった。それをもう一度やり直せるチャンスをもらえた」と語った。

「誇りをもって氷の上に上がろう!」

 リードの吉田夕梨花も言う。

「課題があるということは、のびしろがあるということ。いいショットもあったけれどキーショットで決めきれる強さを。チームでコミュニケーションを図りたいです」

 ここからの戦いは、日本カーリング界にとって、未知の領域となる。

「泣いても笑ってもあと2試合。やるっきゃない。迷いなく試合に臨めるように。あとは自分たちに自信をもって誇りをもって氷の上に上がること」(藤澤)

 一昨年には、世界選手権で銀メダルを獲得し、日本カーリング史上初のメダルを持ち帰った彼女たちは、大会の目標としてきた「史上最高のパフォーマンス」を胸に、決戦に挑む。

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